パーソナルトレーニング ホルモンバランス

月経前不快気分障害(PMDD)で起こる不調にはどんな基準がある?チェックリストで見てみよう

投稿日:2020年1月4日 更新日:

月経前不快気分障害(PMDD)で起こる不調の基準

月経前不快気分障害(PMDD)で起こる不調の基準

私は20代後半の女性ですが、生理前のイライラがひどすぎるので、絶対に月経前不快気分障害(PMDD)だと思います。産婦人科と心療内科に受診しましたが、月経前不快気分障害(PMDD)ではないと言われました。月経前不快気分障害(PMDD)の情報も少ないので何を信じていいかわかりません。月経前不快気分障害(PMDD)で起こる不調の基準って何かありますか?

このようなお悩みをこの記事では解決します。

わたしは大阪を中心に女性限定で出張スタイルでパーソナルトレーニングを21年実施するトレーナーのtakです。
ホルモンバランスや月経前の不調に向き合いながら、メンタルとフィジカルを組み合わせたパーソナルトレーニングをしています。

月経前不快気分障害(PMDD)は現状で、専門的に研究し、そのような症状をもつ患者さまと向き合う経験がないと医師にも判断が難しいようです。

月経前不快気分障害(PMDD)は精神医学が作っているチェックリストがあります。
そこをご紹介しながら、あなたが月経前不快気分障害(PMDD)なのかを見ていきましょう。

わたしは医師でないので診断はできませんが、月経前不快気分障害(PMDD)のチェックリストを一緒に見ていくことはできます。

この記事を読んであなたが少しでも月経前不快気分障害(PMDD)が改善し楽にできたらなって思っています。

では、この記事では月経前不快気分障害(PMDD)の不調の基準を解説します。

この記事を読んでわかること

  • 月経前不快気分障害(PMDD)で起こる不調のタイプがわかる
  • 月経前不快気分障害(PMDD)は医師でも診断しにくく、精神医学が作った基準で診断する

月経前不快気分障害(PMDD)で起こる不調のタイプ

PMDDで起こる不調は精神的な部分が中心に出てきます。

主な症状はうつ病と同じ症状が出てきますが、うつ病とPMDDが違うのは、月経前から月経の間だけうつ病と同じ症状が出るのです。

長期間うつ病の症状を抱えるのも辛いですが、PMDDは月経前と月経の間だけ急にうつ病と同じ症状が出るのも精神的な変化が大きすぎて、とても辛いです。

PMDDでよく現れる不調は、睡眠の障害と食欲の異常です。

  • 睡眠の障害
  • 食欲の異常

です。

睡眠の障害は過眠で1日中眠気が起こり、夜も眠っているのに、いつまででも寝てしまう症状です。

食欲に異常は、間食が増え、甘いものがやめられなくなり、白米以外のパンやパスタ、うどんなどの小麦で作られた炭水化物の摂取も増えます。

人によっては中華料理のような脂質もたっぷりに使用され、炭水化物も豊富に含まれてる高カロリー食がやめられなくなります。

高カロリー食を摂取するので、どうしても体脂肪が増え、女性が望まない体型になることで自己否定もはじまります。

月経前不快気分障害(PMDD)の医学的なチェックリストで確認

精神医学の領域は症状があいまいになりやすく、世界基準で一定の設定をしています。
その基準を「DSM-Ⅳ」とされる診断基準マニュアルといい、この基準を元にPMDDを診断しています。

「DSM-Ⅳ」に書かれてるPMDDの基準を見ていきます。

PMDDの「DSM-Ⅳ」基準

  • 著しい抑うつ気分、絶望感、自己卑下の観念
  • 著しい不安、緊張、”緊張が高まっている”とか”いらだっている”という感情
  • 著しい情緒不安定性
  • 持続的で著しい怒り、易怒性、または対人関係の摩擦の増加
  • 日常の活動に対する興味の減退
  • 集中困難の自覚
  • 倦怠感、易疲労性、または気力の著しい欠如
  • 食欲の著名な変化、過食、または特定の食べ物への渇望
  • 過眠または不眠
  • 圧倒される、または制御不能という自覚
  • 他の身体症状、たとえば、乳房の圧痛または腫脹、頭痛、関節痛または筋肉痛、”膨らんでいる”感覚、体重増加

1,著しい抑うつ気分、絶望感、自己卑下の観念

抑うつ気分とは、あまりイメージが湧きにくいと思いますので、分かりやすく書きますと、悲しみや空虚感の心の状態です。

抑うつ気分:悲しみ、空虚感、現実への悲観、自己否定

抑うつ気分はうつ状態まではいかない精神症状で、うつ病で処方される抗うつ薬も効き目がありません。
症状としては軽いのですが、気分が良い状態が全体の時間のうち少ししかない精神状態です。

この症状は誰もが精神状態に抱えていると思います。
「気分が憂うつ」「何もかもがつまらない」などや気分が落ち込み、自分が嫌になる自己否定も起こっています。

PMDDの症状を抱える女性にも多く見られ、月経が終わると急に気分が上がってくる気分の変化を経験します。

抑うつ気分は、目標設定があってそこに行動して向かっていくような前向きな人でも、結果がうまくいかないと抑うつ気分になります。

誰かに褒められると気分が高まり、また行動できるエネルギーが生まれるのも、抑うつ状態の特徴です。

PMDDの基準はこうした抑うつ状態が著しく起こっているかで決まります。
抑うつ状態で行動や思考、記憶に影響が出てそうなら、PMDDと診断して良いでしょう。

2,著しい不安、緊張、”緊張が高まっている”とか”いらだっている”という感情

不安とは、脳科学や精神医学から構造的に分かっていまして、対象がわからない漠然としてものをいいます。
不安の特徴はなんらかの理由がないのに、心がモヤモヤしたり、理由なく怖いと思ったりします。

見た目が気持ち悪いと感じる虫を見て怖いのは、対象がをとらえて感じているので、恐怖といいます。
不安は対象が何もないのにこわいと感じることで、1度体験すると感覚として記憶に残り、うつ病や不安障害の発展しやすいです。

PMDDの判断は、月経前から月経が終了するまで1日中不安に襲われるかです。
意識から離れず、逃げようとしても不安から解放できないとPMDDにかかっていると考えてください。
この精神症状を精神医学では病的不安といいますが、病的不安が影響して日常生活に支障があるなら、PMDDと思ってください。

3,著しい情緒不安定性

PMDDが現われると、月経前に著しく情緒が不安定になります。
突然、悲しくなって、泣きたくなるなどの現実世界の認識に関わらず、感情が自分を超えて表出してきます。

急に涙が出てきて、自分でもコントロールできない感情になり、ささいな他者から聞かされた言葉を否定的にとらえたりします。

親や夫や子どもと同居している生活環境なら、家族への許される心の緩みから、理不尽な怒りをぶつけることもあります。
何もかもが敏感になり、自己否定から抜け出せず、情緒不安定が止まらなくなります。

4,持続的で著しい怒り、易怒性、または対人関係の摩擦の増加

PMDDが現われると、月経の前に、つねにイライラし怒りっぽくなります。
自分でコントロールできず、怒りの感情が現実世界の環境からインプットされず、感情から出力するのみに頼ることになるので、どうしようもありません。

家族に自分の感情を一方的に出力するため、家族も最初は我慢していましたが、そのうち耐えきれなくなり感情的になれば、口論が始まります。
家族内でそういう状況が続くと、家族もストレスになり、良好な関係が破綻することもあります。

社会の場である会社で上司や同僚と口論になれば、立場が危うくなると、仕事場の環境にいるのが辛くなるでしょう。
自己否定から他者否定(他責)を実行すると、ある種の快楽のパターンになり、やめれなくなるケースもあります。

そこから自己否定がまた強くなれば、他者否定もエスカレートし、人すべてを信じられなくなる人間不信になっていきます。

月経の前にささいな出来事で家族や友人に強く当たってしまい、後悔することが多くなります。

5,日常の活動に対する興味の減退

PMDDが現われると、月経前には興味があった分野が興味がまったくわかなくなります。
側にいる家族や友人からすると、「前に言ってた話と違うよね」となり、対応が難しいと感じる場合もあると思います。

PMDDにかかると、月経前は特に友人付き合いや趣味の興味が減ってしまい、何もしたくないと感じます。

6,集中困難の自覚

PMDDでは、月経前に集中力が減退するので、勉強や仕事での効率性が悪くなります。

期限のある勉強や仕事をすると、何時間もかかり、成果が得られにくくなります。

友人と話をしてほとんど聞いた話を覚えられないので、話のつながりがうまく出せない状況も出てきます。

7,倦怠感、易疲労性、または気力の著しい欠如

PMDDになると、月経前に異常な身体の疲れを感じ、何もしたくないと思ってしまいます。
激しい運動をしたあとの、強い疲労感のような倦怠感が出て、やりたいこと、やらなければいけない日常的なことができません。

からだが鉛のように重くなり、1度ソファーに座るとそこから動けなくなります。

8,食欲の著名な変化、過食、または特定の食べ物への渇望

PMDDが出てくると、月経前に多くの女性は過食になり、食欲が止められないです。
1度食べ始めると止まらなくなり、間食も増え、体重が増加してきます。

PMDDの女性の食欲の傾向は、とても甘いもの、とても辛いものを好みます。
味覚の刺激が脳に伝達され、神経活動が興奮し少し安定すると認識しているのでしょう。

女性と食事に行き、食べたいものを聞くと、月経前なのかなと感じます。
とても甘いものやとても辛いものは、神経活動の興奮のパターンを作りますので、月経が終わっても嗜好(しこう)として残る女性もいます。

甘いもの以上に辛いものを食べるのが好きな女性は、過去にPMDDに近い症状をもっていたと思います。

9,過眠または不眠

PMDDの女性の多くは、月経前に睡眠過多となり、過眠となります。
夜にしっかり睡眠をとってるのに、仕事中でも家事をしてる最中でも眠気に勝てなくなります。

ある経営者は雇用するある女性が「眠り病」があると申告され、とまどっていました。
睡眠障害の可能性もありますが、月経前だけに「眠い」現象があるならPMDDなのでしょう。

経営者は男性なので、女性の生理を知りませんので、あまり理解されていませんでした。
そんな現状が日本の会社にはありますので、PMDDを抱えた女性は仕事するのも辛いと思っても誰にも相談できない状況なのでしょう。

10,圧倒される、または制御不能という自覚

11,他の身体症状、たとえば、乳房の圧痛または腫脹、頭痛、関節痛または筋肉痛、”膨らんでいる”感覚、体重増加

takの出張パーソナルトレーニング
大阪堀江・新町にお住まいの方限定の出張パーソナルトレーニング

堀江・新町限定出張パーソナルトレーニング

上記以外にお住まいの女性の出張パーソナルトレーニング

上記以外にお住まいの女性の出張パーソナルトレーニング

takのメンタルトレーニング
takのメンタルメソッドでメンタルから改善したい女性向けのメンタルトレーニング

takのメンタルトレーニング

まとめ:チェックリストで5つ当てはまるならPMDDの疑いがあります

このチェックリストの11項目のうち5つ以上当てはまるなら、PMDDの疑いがあります。

最終判断は、専門の精神科医にまかせるようにしてください。
月経前のイライラでPMDDだと強く認識し、自分を追い込まないようにしましょう。

PMDDであるかどうかが大切なのではなく、今のあなた自身の脳、神経、ホルモンバランスを知ることが何より大切なのです。

あなたが生きている大きくて広い、たった一つの世界には答えはいつもたった1つだけではありません。
PMDDだとしても、西洋医学の解答にすべてゆだねる必要もなく、あなたが自分の今を知ることに意識をおきましょう。

この記事で挙げたチェックリストは、精神医学の領域が定めた病気かどうかを診断するための基準です。
医学というのは統計で病気かどうかを診断しますので、それに当てはまってもそうでない場合もありますが、すべてあなたが月経前のイライラと向き合えたなら、それで改善の大きな1歩です。

精神医学は診断が医師によって違うことも多いので、メビデンスを求める傾向が強くなった現代医学では、病気を決めけがちな部分もありますが、どんな場合でも、

民間医療(メンタルトレーニング・パーソナルトレーニング・心理カウンセリング・コーチング・ヨガ)+西洋医学(抗うつ薬などの投薬)

が改善の方法論ですので、民間医療と西洋医学を組み合わせるのはあなた自身の理解と判断です。

分からない点があって、1人で決めるのは不安という方は、わたしのパーソナルトレーニングのページからお問い合わせくださいね。

キーワード:月経前不快気分障害(PMDD) 不調
タイトル:月経前不快気分障害(PMDD)で起こる不調にはどんなものがある?チェックリストで見てみよう

  • この記事を書いた人
アバター

tak

パーソナルトレーナーで20年。女性のクライアントに喜ばれる独自トレーニングを行なう。20年の経験を経て、もっと多くの女性に美しくなってもらいたいと欲し、独自の考え方をまとめる。からだを医学的に、哲学的に、発達学的に見る本質追究のトレーナー。

-パーソナルトレーニング, ホルモンバランス

Copyright© Sublime(サブライム)〜40代女性のための睡眠・呼吸・ホルモン・神経専門サイト〜 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.