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亜鉛の摂取はたんぱく質合成酵素を活性化|体内のたんぱく質を再合成し老化抑制に

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たんぱく質合成酵素を活性化するミネラル亜鉛

たんぱく質合成酵素を活性化するミネラル亜鉛

わたしは筋肉が昔から少なく、力も弱く、小学生の頃の体育の授業では何をやらせても下手でした。40代を超えて体質改善したいと思い、筋トレを始めましたが、2ヶ月目で慢性疲労がたまり、日常生活もしんどくなったので、やめました。筋肉が少なくて、弱い体質を改善したいのですが、どのようにすればいいですか?教えてください。

このようなお悩みをこの記事で解説します。

わたしは大阪を中心に女性限定で自宅出張スタイルのパーソナルトレーニングを実施するトレーナーのtakです。
独学で女性のホルモンバランスの知識を習得し、パーソナルトレーニングで活かし、女性の体調管理をしています。

筋肉が少ないのは、運動不足や筋トレをしていないからではなく、体内のエネルギーを生む酵素が活性化できていないために、筋肉が合成されないからです。

エネルギーとは、専門的にいうとATP(アデノシン3リン酸)といい、酵素が活性化されるとATPが分解され、細胞内に入ることができ、細胞の分裂を抑え、合成という状態になります。

合成ができないと、筋肉は遺伝子が定めている量まで増えず、筋肉量が少なくなるのです。

あなたの筋肉はエネルギー不足による弱さがあります。

さまざまな研究から、ATPを分解する酵素を活性化させるのはミネラルの亜鉛であることがわかってきました。

あなたのからだは亜鉛不足によって、筋肉量が少なくなっています。

この内容を、この記事ではわかりやすく見ていきます。
最後まで読んでもらえると、「亜鉛を摂取はたんぱく質合成酵素を活性化」が理解できます。
亜鉛が老化抑制(アンチエイジング)に関係するのも同時にわかる内容です。

この記事を読んでわかること

  • 筋肉量が少ないのは筋トレしてないからではなく、亜鉛不足でエネルギーが作られない体質になっている
  • 亜鉛が不足すると、約200種類もの酵素が活性化されなくなり、老化現象が加速する
  • 亜鉛は体内で作られないミネラルなので、食べ物から摂取するしかない

亜鉛はさまざまな体内の酵素を活性化し老化抑制

亜鉛は体内の約200種類の酵素を活性化します。

細胞が成長するために化学反応をすばやく行なう媒介が酵素といいます。
酵素は化学反応によって影響されずかたちを残すことができ、次に化学反応のために何度も活用できる安定した分子。

酵素を刺激すると細胞の新陳代謝がすばやく行えるので細胞の老化をおさえることができます。
年齢を重ねるほど、細胞は老化し機能低下して、生から死の方向にシフトしますので、酵素を反応させれば、年齢より若いからだにできるのです。

現在、ひとの体内の酵素の数は、生化学の基礎研究でわかっているのは、約2000種類以上。
そのうち、亜鉛が酵素を活性化できるのが約200種類もあるのは、かなりの数です。
亜鉛が不足すれば、化学反応で細胞が新陳代謝できる頻度が少なくなりますから、細胞は老化システムを影響を受けて、細胞が老いてしまうのです。

亜鉛が刺激する酵素は次のようなタイプがあります。

  • 糖代謝
  • 核酸代謝
  • たんぱく質代謝
  • これら以外の代謝(免疫系など)

亜鉛が関わる酵素は、たんぱく質合成やDNA合成、糖代謝や免疫系の刺激するなど、あらゆる細胞の代謝を行ないます。

  • 糖代謝:糖質をエネルギーに変えるインスリン
  • 核酸代謝:細胞が必要とするATP(アデノシン3リン酸)
  • たんぱく質代謝:遺伝子の発現、筋肉量の維持

女性が老化抑制(アンチエイジング)するには、糖代謝、核酸代謝、たんぱく質代謝のどれをとっても欠かせない代謝です。

これらの代謝を亜鉛が酵素を刺激するのですから、亜鉛がどれだけ女性の美しさに関わってるのかがよくわかりますよね。
亜鉛は三大栄養素を中心にカロリー計算をしてダイエットをさせようとする現代の栄養学が主流になってから、ほとんどの女性が不足しています。亜鉛を積極的に食事に取り入れていった方が良いのです。

亜鉛が含まれる食物を知っておいてもらいたいので、不足しやすい亜鉛の食物の含有量|手軽な亜鉛豊富のお料理は温かいお蕎麦の記事に書いていますので、また見ておいてください。

亜鉛が刺激する酵素を代謝別に分けて酵素の名前を書いておきます。
名前は少々難しいので、適当に見ておいてください。

糖代謝

  • コハク酸脱水素酵素
  • アルドラーゼ

2型糖尿病をもつひとの血液検査から血糖値と血中亜鉛濃度を調べると相関関係があることがわかりました。

亜鉛が体内で不足すると、インスリン分泌も低下し、糖尿病にかかりやすくなります。

亜鉛の摂取が不足すると、亜鉛が糖代謝の酵素を活性化し、膵臓から分泌されるインスリンも亜鉛が必要です。
糖尿病は、高たんぱく質食と高脂質食である高カロリー食を長年食べすぎと運動不足で糖質を筋肉がエネルギーにしなかった生活習慣を続けるとかかりますが、それが原因だと思われていたのが、亜鉛の研究で亜鉛不足からも糖尿病にかかります。

インスリンは膵臓のβ細胞で代謝作用によって作られます。
β細胞の中のB顆粒から血液内に放出され、糖代謝に使用されるインスリンのかたちになるのは、最終的に亜鉛イオンが合成される必要があります。

核酸代謝

  • DNAポリメラーゼ
  • RNAポリメラーゼ
  • チミジンキナーゼ

核酸代謝は、遺伝子であるDNAや遺伝子の情報を翻訳し小さくした情報をであるmRNAに関わるので、人が一体の生物として生命を維持するために絶対行わないと生きていけない代謝です。

核酸は主要なデオキシリボ核酸(DNA)は情報の保存のみに分類され、リボ核酸(RNA)は遺伝子発現とたんぱく質合成のほとんどすべてに関与しています。

核酸はすべて「塩基(えんき)」「糖」「リボ酸残基」からなるヌクレオチドから成り立っています。
「塩基」とは、水素イオンを受け入れる物質が酸で、その酸と反応して塩(えん)を生むことができる化合物。

亜鉛は細胞のエネルギーを生むATPを刺激する酵素を活性化します。
ATPは筋肉の収縮のエネルギーですので、運動して筋肉量を増やすには、ATPがエネルギーに活用されないと効果があまり出ないのです。

筋肉量を増やす運動であるスクワットをいくら行なっても、ATPがエネルギーに使用されないなら、乳酸を副産物で生む代謝回路を使うことになります。

乳酸は、大きな筋肉内の静脈に滞ってしまい、女性ホルモンバランスを崩す原因につながります。
子宮内膜症を抱えているなら、亜鉛不足でATPが使用されない代謝状態で、筋トレをすると乳酸が筋肉内の血管にたまり、それが脳の視床下部に伝達され、女性ホルモンバランスが崩れ、お腹の痛みが強くなります。

子宮内膜症を知るには、子宮内膜症の症状の痛みは見逃せない|座り姿勢2時間でお腹の奥の重くなるに詳しく書いてますので、また見ておいてください。

次にあげるたんぱく質合成の酵素もですが、核酸代謝を活性化する酵素は筋肉をやわらかくしたり、動作に応じて筋肉が収縮しやすくできます。
老化抑制では筋肉が健全に働けるのが最適ですので、亜鉛で核酸代謝の酵素を活性化させていけば、年齢より若く見えるからだになれます。

たんぱく質合成

  • プロテアーゼ
  • カルボキシペプチターゼ

亜鉛が活性化する酵素ではたんぱく質合成を促進するものがあります。

プロテアーゼは、ペプチド結合(-CO-NH)の加水分解を触媒(しょくばい)する酵素の総称です。
プロテアーゼは、プロテイナーゼとペプチターゼに分けられます。

ペプチターゼは、ペプチド鎖のアミノ末端かカルボキシ末端のペプチド結合を加水分解できる酵素です。
プロテアーゼは、小腸の上皮細胞から分泌され、この酵素を亜鉛が刺激すると、加水分解によってたんぱく質を再合成する働きがあります。

カルボキシペプチターゼは、末端アミノ酸のペプチド結合を分解し遊離させ、膵臓から分泌される消化酵素を活性化して分泌をうながします。

膵臓の消化酵素を知るには、[ 女子力アップ ]膵臓の消化酵素6つをコントロールすればアンエイジングできるの記事で詳しく書いてますので、また見ておいてください。

亜鉛が酵素カルボキシペプチターゼを活性化すると、膵液の消化酵素の働きが良くなります。
その結果、食物を口から体内に入れ、消化器に入り、十二指腸での消化分解が速く行なわれます。
インスリン分泌のタイミングもよくなるため、インスリン分泌が最小限で最大の効果が出ます。

インスリン分泌が1度で消化の仕事を終えると、余分な脂肪蓄積もしなくなり、筋肉に糖質を運搬するのもスムーズになれ、細胞を健全にしてくれます。

亜鉛が関係する酵素は200種類活性化できる

亜鉛が関係する酵素は約200種類もあり、その酵素を活性化させると、細胞の新陳代謝が促進されます。

細胞はたえず生と死に向き合っており、細胞死の運命を変えるには、酵素を活性化して新陳代謝を速く行うことです。

細胞のひとつが弱くなり、代謝をうながすには酵素の活性化が絶対ですので、それができなくなると、細胞が死んでいきます。

多くの病気は体内の細胞死から細胞外と細胞内のイオン(分子)バランスの均衡が失われるので、免疫が反応して、体内に病原体を作り始め、これが病気のはじまりです。

亜鉛が不足する現代ですので、食物で亜鉛を増やし、約200種類の酵素を活性化できるからだ作りをしてください。
亜鉛を含む食物は、不足しやすい亜鉛の食物の含有量|手軽な亜鉛豊富のお料理は温かいお蕎麦に詳しく書いてますので、見ておいてください。

亜鉛は体内のたんぱく質合成を活性化し筋肉量を維持できる

亜鉛はこれまで書いてきた内容のように、たんぱく質合成を促進する酵素を活性化します。

筋肉量を増やしたいからといって筋トレをはじめても、亜鉛が体内に少なければ、たんぱく質合成できる酵素が反応しないので、筋トレしても効果が出てきません。

筋肉量を増やすために、粉末のプロテインを飲むことは、消化器にたんぱく質量を増やすだけで、酵素が活性化されないと消化不良を起こし、腸内環境を悪くし、悪玉菌を増やしたり、たんぱく質吸収ができずに、分子が残ったまま腎臓に運ばれると、腎不全を起こす原因になります。

腎不全は、腎臓機能が低下し尿素をろ過できない状態ですので、体内に尿素が残ってしまい、慢性炎症を増やし、脳や神経が侵されるギランバレーや筋ジフトロジーなどの重度な病気にかかることもあります。

筋肉量を増やすために、筋トレがしたいなら、2ヶ月前から亜鉛の摂取量を増やして、細胞の新陳代謝を促進しておく方が良いです。

プロテインを取らなくても、亜鉛が体内に十分な量が維持されていると、筋肉量は普段の食事のままでついてきます。

まとめ:亜鉛はたんぱく質合成酵素を活性化し、細胞の力強さを生み老化抑制

人の体内はたえず、細胞分裂を繰り返しては、合成を起こし、新陳代謝の作用で新しくなり、生命体を維持していきます。

さまざまな研究によって、亜鉛を必要とする200種類ほどの酵素が存在することがわかってきています。

亜鉛は、体内で作ることができないミネラルで、外界である自然界の植物や魚介類から摂取するしか方法がありません。

亜鉛は金属ですが、この亜鉛がないと分子が活性化せず、細胞分裂だけが進み、人は生きていけなくなるのです。

さまざまな実験研究でもわかってきているのが、亜鉛不足を作ると、細胞内の代謝がストップします。
代謝とは、細胞外のATP(アデノシン3リン酸)が亜鉛やカルシウムなどのイオンの酵素によって分解され、細胞内に取り込まれてエネルギーとなります。

亜鉛が不足すると、ATPの分解ができなくなり、細胞内のエネルギーがなくなります。
細胞内はエネルギーがないために、すべての代謝システムをオフにし、細胞死を作っていくのです。

つまり、これが老化(エイジング)といわれ、1番大きな現象は死におちいる病気にかかります。
次にすぐに死に直結するわけではないですが、慢性疾患として病気が地味に継続する。
その次に、病気特定とはいかなくても、神経伝達物質やホルモンが産生されず、細胞分裂が進み、成長していかない体内となる、などのけっして幸福とは言えない状態を生んでしまうのです。

研究では、亜鉛不足を作り、その後亜鉛を細胞に届けると、すぐにATPが分解して、元のたんぱく質合成する状態に戻っていきました。

亜鉛は、筋肉量を維持するために欠かせないミネラルです。
時代の流れが女性に筋肉量を増やすのが美的とする認識を作ってますが、そうではなく、今もっている筋肉量はあなたの遺伝子に設定された量なのです。

その筋肉量が亜鉛の摂取によって、ATPが分解され、細胞内でたんぱく質合成ができ、筋肉が生きるために活かされます。

亜鉛は体内では作られないミネラルですので、自然界の恵みに感謝しながら、西洋思想と東洋思想をコラボし、亜鉛が不足しないように考えていってもらえたらなと思っています。

キーワード:亜鉛 酵素 活性化
タイトル:亜鉛を摂取はたんぱく質合成酵素を活性化|体内のたんぱく質を再合成し老化抑制に

  • この記事を書いた人

tak

パーソナルトレーナーで20年。女性のクライアントに喜ばれる独自トレーニングを行なう。20年の経験を経て、もっと多くの女性に美しくなってもらいたいと欲し、独自の考え方をまとめる。からだを医学的に、哲学的に、発達学的に見る本質追究のトレーナー。

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