このような「片頭痛が飲酒するとひどくなる」お悩みをこの記事では解説します。
私は大阪を中心に女性限定で自宅出張スタイルでパーソナルトレーニングを実施しますトレーナーのtakです。
仕事のストレスから週末解放され、気分良く飲酒ができると心がスッとします。お酒がそこまで強くなくそんな飲めない人でも、飲酒する雰囲気の環境に身をおくだけでも、心の重荷が取れる気がします。
そんな楽しい時間だったのに、少量しか飲酒していないのに持病の片頭痛がひどくなった経験はありませんか?
私も頭痛がひどく現われていた時期に、もとともお酒が飲める方ではなかったのですが、軽く2杯飲んだ後に、こめかみの辺りがズキズキし始めて、急性片頭痛が起こってしまったんです。せっかく人と飲酒して楽しい時間がこれからというのにとても残念でした。
しかし、片頭痛がひどくなるのは、飲酒がきっかけで起こっているのですが、そこには隠されたアルコール分解酵素が効かないある機能低下があなたの体内で起きていたのです。
せっかくの楽しい時間でしたが、片頭痛が現われてきたのは不幸中の幸いだったのです。
片頭痛が飲酒でひどくなるのは、肝臓や膵臓の機能低下があるため、アルコール分解酵素が効かなくなり、片頭痛が起きる血管拡張に繋がっていました。
この記事では、片頭痛が飲酒でひどくなる原因を体内で起きている生理的な面を説いていきます。
自分の身体を知ってもらって、飲酒量を修正しながら、あなたに合ったライフワークバランスを取ってもらえるようにガイドされています。
なお、私の記事は、脳科学のメカニズムを基礎に書いていますので、記事を見るだけで脳内の常識が修正されるように書いています。お気軽に最後まで見ていってくださいね。
この記事を読んで分かること
- 片頭痛が飲酒の後にひどくなるのは、アルコール分解酵素が効かないから
- 片頭痛が飲酒の後にお酒成分に含まれるヒスタミンやアセトアルデヒドが体内に放出されるため
- 片頭痛の症状が飲酒後にひどくなるのは肝臓や膵臓の消化酵素が弱くなっている
飲酒をすると片頭痛がひどくなる(悩み)
片頭痛の症状を10年近く抱え、症状が治まっているのに飲酒後に急激にひどくなる症例があります。
私も経験しましたが、人と心地良く飲酒をし、途中でトイレに行こうと立ち上がった瞬間に片頭痛の強烈な痛みが出てきたんです。
お酒をいつもよりも2杯以上ハイボールを飲んだとします。
座り続けている間は、そんなに酔っている実感はないのに、トイレに行こうと立ち上がったときに、急に酔いが全身に回り、フラフラすることがあります。
この飲酒による反応は、姿勢を変えると分解されて滞留していた静脈血が流れ始めるからです。
アルコールが分解された物質が全身を流れると、片頭痛の症状が急激に出て、歩くときに足の裏が床に接地する衝撃でもズキズキした激痛となるのです。
片頭痛の急変した痛烈な症状は、脳で何か悪いことが起こったのかと思うほど心配になります。
脳の問題があって痛みが現れる場合もありますが、頭痛の全症例のうち5%以下ですので、余計に心配しなくてもいいでしょう。
片頭痛を持病で抱えているあなたなら、その症状がひどくなったんだと理解するようにしてください。
注意ポイント
片頭痛は頭痛診断ガイドラインではこわくない頭痛として一次頭痛と言います。
飲酒後から次の日にかけていつもと違う頭痛であるなら二次頭痛と言って手術や薬物投与が必要なケースもあります。二次頭痛の病気の可能性を挙げておきます。
- くも膜下出血
- 脳動脈解離・脳血管攣縮(れんしゅく)
- 脳腫瘍
- 突然の頭痛
- 今までに経験したことのない頭痛
- いつもと様子の異なる頭痛
- 頻度と程度が増していく頭痛
- 50歳以降の初発の頭痛
などが考えられる場合には、救急車を呼び、脳神経外科で診断してください。
大阪府にお住まいの方
東京都にお住まいの方
ここまで書いてきた内容は、片頭痛が飲酒後にひどくなったお悩みを言葉にしてあなたの脳内で顕在化させていきました。
では、次に片頭痛が飲酒後にひどくなった原因を見ていきます。
飲酒したアルコールに含まれる成分が片頭痛を誘発(解決)
片頭痛が飲酒後にひどくなるのは、アルコールに含まれる成分が分解されて体内に増えるからです。
アルコールを飲み過ぎると二日酔いで頭痛が出る場合があります。このイメージで考えるとアルコールが体内に入ると頭痛を引き起こすと思ってしまいますが、実はアルコールが分解された物質が頭痛を起こします。
お酒が弱い体質の人がアルコールを飲むと片頭痛の症状が出るのは、アルコールが頭痛を誘発させたのではなく、アルコールが分解されて生成した物質による反応です。
アルコールは主に肝臓で解毒作用で分解されます。
膵臓の消化酵素もアルコール分解に参加しますので、飲酒すると膵臓の仕事も増やします。
アルコールを摂取するまでの液体状態では、毒性物質が混合されているものなので、有毒ではありませんが、アルコールが体内で分解された物質は有毒になります。
アルコールは、分解された後が、あなたの体内は各細胞や組織は除去作業に超忙しい時間を迎えます。
アルコールが分解されたら、体内から一刻も早く排出しないといけません。
アルコールが弱くて苦手な人は、飲んだ後に身体の倦怠感が出て、からだを横にしたいと思うことはありませんか?
このとき身体があなたに発しているメッセージは、「アルコール除去作業が始まるから、血液を筋肉に奪われないようにしてもらいたい」というニュアンスの生体反応です。
ここでアルコールの根源について深く追求してみましょう。
アルコールとは?
- アルコールは、炭化水素の水素原子をヒドロキシ基(-OH)で置き換えた物質の総称
- 炭素原子に結合している炭化水素基の数で第1級アルコール・第2級アルコール・第3級アルコールとなる
- 飲酒できるアルコールは第1級アルコールでエタノールと言われる
- アルコールの中でもエタノールは、生体のとって毒性が低く、飲用まで可能・水と比べて非極性物質を溶解させやすい
飲酒できるアルコールは第1級アルコールに分類されるエタノールです。
エタノールという言葉を聞いたことはありますか?
エタノールがあなたの生活内で馴染みがあるのは、細菌やウイルス除去を目的に製造された消毒液です。
エタノールを発酵させて生成されたお酒はを蒸留、精製すると純度が93%で残り7%が水分。
飲用できるアルコールにエタノールを使用するのはとても活用しやすく、非極性物質である穀物や果実を溶解させやすいため、さまざまな味の果汁や香料を溶かせるで、とても商品化にもってこいの成分ですよね。
アルコールの基礎知識を少し書かせて頂きましたが、理解してもらえましたか?
エタノールを体内に入れると、酔いがまわるという反応は、エタノールが分解される過程にあるのです。
エタノールが含有しないいわゆるオレンジを少し混ぜた果実ジュースを飲んでも、酔うことは当然ありません。
エタノールは上記にも書きましたように炭化水素の水素原子をヒドロキシ基(-OH)が基礎構成となる化学物質なのです。
つまり、体内に入るとエタノールが肝臓や膵臓の消化酵素を活用し、分解される物質で酔うと言われる反応が出てきます。
この反応が神経系の快楽(気持ち良さ)を生み、過度に飲酒をして止められなくなるアルコール中毒をもたらす原因となるのです。
アルコールが分解されて生まれる毒素を体外に排出しようとする反応が快楽と知覚し、やめられなくなっていくのです。
麻薬・コカイン・LSD・マリファナ・睡眠薬なども体内に入る毒性が分解され体外に排出される過程に快楽が知覚されるため抑制できなくなります。睡眠薬は、眠りから覚めたときに現実世界に還っていく過程が快楽となります。
飲酒したくなるのはアルコールで酔う快楽ですが、片頭痛を抱えるあなたには快楽ではなく毒性に侵されたような不快な感覚が頭痛です。
つまり、アルコールで分解された毒性の排出が遅くなるために、脳が血液の供給を増やし、血液内に含まれてる免疫物質がアルコールが分解された物質と闘おうとする反応です。
片頭痛が飲酒によってひどくなるのは、アルコールが分解されて生まれた物質が全身をまわる1回の循環で排出されなかったのが原因です。
では、アルコールが分解された物質が体外に排出されないとどうして片頭痛が発症するのかを見ていきます。
片頭痛を改善するには、皮膚や筋肉に浮腫があり血管を圧縮し、その状態が血管拡張作用を生んでるからです。
改善するには、皮膚や筋肉を適切なハンドリングで触れる刺激で調整させるのがもっとも改善する方法です。
そのためにはパーソナルトレーニングを受けることがオススメです。
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飲酒でアルコール分解される物質が滞留すると血管拡張で頭痛になる(理由)
飲酒でアルコール分解される物質が、迅速に排出されず滞留すると、これらの物質が血管拡張し片頭痛がひどくなります。
アルコールで分解された物質は、アルコールという体内にとって毒素がさらに細かくされる物質ですので、かなり有毒物質なのです。
では、飲酒の後に片頭痛がひどくなるのはどのような体内の変化から来ているのかを考えていきましょう。
片頭痛の症状は、自律神経の反応で体温の上昇で血管に血液の供給が増え、血管拡張されると起こります。
飲酒はアルコールが膵臓の消化酵素で分解され、肝臓を通って解毒されるとアルコールが分解されます。
次の章で解説しますが、分解されるには、アルコール分解酵素が肝臓に存在しているので、肝臓でアルコールは体外に排出される分子となります。
この分子が有毒で、血管拡張作用が起こり、片頭痛の症状が増強します。
あと、飲酒によって片頭痛をひどくするのは、お酒の原料である穀物と果実内に含まれるヒスタミンという物質が血管拡張作用します。
ヒスタミンは食物アレルギーを引き起こす物質で、飲酒で片頭痛がひどくなるのは、一種のアルコールアレルギー反応のようなものです。
肝臓と膵臓機能が低下している状態で、飲酒をすると片頭痛が出やすくなります。
肝臓ではアルコール分解酵素を持ってますので、アルコールが肝臓に運ばれたときに、タイミング良く酵素が活性化されるといいですが、機能低下していると、うまくいきません。
その結果、アルコールが肝臓に滞留し時間をかけて分解されていくので、分解されて生まれる物質の排出までに時間がかかります。
飲酒後のこのような状態も血管拡張作用を持続させることになり、片頭痛がひどくなる原因です。
アルコールは飲むときは毒性はないですが、アルコールは分解されると毒性を持つ物質を放出するのです。
アルコールが弱い方は、肝臓でアルコール分解酵素が遺伝的に欠損している可能性があります。
生物学的な研究では、黒人や白人はアルコール分解酵素の欠損は0%のようです。
しかし、モンゴロイド系である日本人には、56%の人が遺伝的にアルコール分解酵素を持っていない人がいるみたいです。
理由までは分かっていませんが、モンゴロイド系が大陸を移動して中国、韓国、台湾、日本へと移住しました。
黒人や白人は西洋人ですが、古くから小麦と肉で育ち、ブドウを発酵させて醸造するワインは古代ギリシャ時代から西洋人は飲んでいます。
遺伝的にアルコール分解酵素があるのか、または歴史的にアルコールを飲酒する期間が長いからなのか、どちらかではないかと思われます。
片頭痛が飲酒でひどくなるのは、毒性を早く体外に排出させる反応です。
日本人であるあなたはもともとアルコール分解が得意でない体質ですので、飲酒量をあなたの体調に合わせて飲むようにしてください。
では、アルコール分解酵素とアルコールが分解されて生まれる物質を詳しく見ていきましょう。
片頭痛を引き起こす飲酒でアルコール分解によって発生する物質(説明)
片頭痛を引き起こす飲酒でアルコール分解によって発生する物質を解説していきます。
アルコール分解された物質は、アレルギーを引き起こすきっかけを作るアレルゲン。飲酒が続くと、食物アレルギーや他のアレルギーが悪化する症例もあります。
アルコール分解酵素:アルコール脱水素酵素(ADH)とアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)
アルコールが肝臓に運ばれると、肝臓が持つアルコールを分解する酵素が活性化します。
この酵素をアルコール脱水素酵素(ADH)といい、この酵素が活性化される働きで、アルコールが分解されアセドアルデヒドに変換されます。
アセドアルデヒドに分解されると、同じ肝臓でアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)が活性化し、酢酸と言われる物質に変わります。
酢酸は、筋肉のエネルギー代謝であるクエン酸回路でエネルギーに変換できる物質です。
アセチルCoAと言われる補酵素で、筋肉のエネルギーに変換できる酵素です。
筋肉の代謝が悪く、筋肉の活動が少ない身体活動をされていると、酢酸が代謝できなくなるので、飲酒後の片頭痛のリスクが高くなります。
筋肉を適切に活動できるあなたに合った姿勢、重心を知覚しながら身体を使っていくなどができていないと、酢酸の代謝が遅れてしまいます。
酢酸は酸性が強いので、片頭痛を誘発するアルコール分解物質の1つとなってしまうのです。
アセトアルデヒド
アルコールが肝臓に運ばれ、アルコール脱水素酵素(ADH)で分解されると、アセドアルデヒドと言われる物質が生まれます。
肝臓の機能低下やアルコール脱水素酵素(ADH)が遺伝的に保有していないと、アセドアルデヒドに分解されるまでに時間がかかります。
アセドアルデヒドは前述の通り、酢酸まで分解されますが、ここで時間がかかると、全身を酸性度の強い物質が回り、また肝臓に返ってきます。
そしてまた肝臓ではアセドアルデヒドに対するアルコール脱水素酵素(ADH)を活性化します。
アセドアルデヒドは静脈内で滞留しやすい物質ですので、血管拡張作用がどんどん促進されるので片頭痛の症状が再発。
脂肪肝や日頃からアルコール摂取が多く肝臓に負担をかけている、またはB型やC型肝炎を患っていると、肝臓機能が低下するので、アルコール脱水素酵素(ADH)も活性化できません。
アルコール脱水素酵素(ADH)が不活性化の理由
- 食生活が悪く脂肪肝
- アルコール摂取が多く肝臓に負担
- B型やC型肝炎
ヒスタミン(赤ワインに多い)
ヒスタミンはアルコール分解されて生まれる物質ではなく、お酒の原料に含まれる成分が分解された物質です。
ヒスタミンは、免疫グロブリンと言われる血液内に抗体にお酒の原料の穀物や果実に含まれる物質を抗原として放出されます。
免疫グロブリンには5種類ありますが、お酒の原料に反応するのはIgEです。
IgEは、白血球内に含まれる好塩基球と肥満細胞の表面にあり、抗原と結合してヒスタミンは血液内に遊離されます。
片頭痛はヒスタミンが血液内で遊離され、全身を流れることで、血管拡張作用により透過性亢進、平滑筋弛緩などによってアレルギー反応を生み出します。
- 透過性亢進:正常な血管は水分や低分子物質は血管壁を通過するが大きいタンパク質はほとんど通過しない。ヒスタミンが飲酒によって血液内に遊離されると血管壁にタンパク質を通せるようになります。(例:ガンの転移・免疫物質の輸送)
- 平滑筋収縮:ヒスタミンが血液内に流れ、Ca2+が働き自分では動かせず、ホルモンや神経伝達物質の分泌で収縮と弛緩が行われます。
ヒスタミンが、白血球に含まれる炎症物質を血管壁を超え、透過性亢進によって他のエリアに侵入。
平滑筋弛緩によって、血管が広がり、免疫物質が分泌され、それが片頭痛の痛みを引き起こすのです。
片頭痛がひどくなりやすい飲酒の取り方とは(具体例)
片頭痛がひどくなりやすい飲酒に関係する話をここからまとめていきます。
お酒の種類を考える
片頭痛が飲酒で起こりやすいアルコールの種類を解説します。
お酒には製法の違う2種類あります。
- 醸造酒(じょうぞうしゅ)
- 蒸留酒(じょうりゅうしゅ)
お酒がお好きな女性がよく飲まれてるのは、アルコール度数の低い醸造酒と言われるお酒です。
酎ハイやビール、赤ワインなどが醸造酒です。
居酒屋に行けば、アルコールのメニューの分かりやすいところに書いてあるお酒です。
醸造酒は、穀物や果実を酵母によってアルコール発酵させたお酒。
穀物や果実をそのままにするか、糖化させて作る方法もあります。
お酒の名前はよく知られていますが、ビールは大麦、ワインはぶどう、紹興酒はもち米などが醸造酒です。
醸造酒は、アルコール度数が低いので、甘くて適度に苦味のある飲みやすいお酒で、片頭痛を起こすヒスタミンが含有量が多くなり、片頭痛の誘発因子となっています。
あと、アルコール度数が低いお酒は、許容範囲を超えて飲んでしまうので、体内に入るアルコール量が増え、分解に時間がかかり、アセトアルデヒドが体内に残りやすくなってしまいます。
醸造酒が片頭痛を起こしやすいのは、穀物や果実の中には胚芽や果実に皮に毒素が含まれています。
酵母によってアルコール発酵させていくとその毒素が残っていますので、飲んでしまうと体内で毒素を排出させようとするシステムが作動します。
その結果、肝臓に血液がたくさん集まり、血管拡張作用をし、片頭痛を誘発する免疫と発痛が引き起こされていきます。
片頭痛を起こさず飲酒できるのは蒸留酒
醸造酒を沸騰させて蒸気を冷やして液体にする製法で作られるお酒を、醸造酒に対して蒸留酒といいます。
元は、醸造酒を先に発酵させアルコールにしているので、どちらも原料は同じことになります。
醸造酒を熱して不純物を蒸発させ、蒸気を液体に変えるため、片頭痛を起こしやすい毒素物質がなくなります。
蒸留酒の主なお酒は、ビールを蒸留したウイスキー、ワインを蒸留したブランデー、日本酒を蒸留した米焼酎です。
あまり飲んだことなくても、知っていると思いますが、これらのお酒はアルコール度数が高く、飲んだときにお酒の感覚がきついものばかりです。
穀物や果実で製造した醸造酒を沸騰させるので、アルコール内に不純物がなく、アルコール分解酵素は1度の作用で体外に排出できるのです。
片頭痛が飲酒でひどくなった経験があるのなら、醸造酒より蒸留酒を飲むと症状が現れにくいです。
ただ、純粋なアルコールですので、香りからリキュールって感じなので、独特です。
片頭痛を抱えていて、でもお酒は好きだし、人とお酒を飲む時間で精神的に癒されるというなら、飲みやすい醸造酒より蒸留酒を中心に飲んでみてください。
飲み方は、最初に乾杯をするときは、醸造酒で行ない、1〜2杯軽く飲みます。
場的には、1杯目が終わってから飲むのが暗黙のルールではありますが、残ったままで、蒸留酒を頼みます。
蒸留酒をちびちび飲み、間にお酒を飲んだ分の2倍お水を飲むようにします。
蒸留酒のアルコールに味覚が飽きてきたときに、最初に頼んでいた醸造酒を2杯ぐらい口に入れてみます。
アルコール度数が高い蒸留酒を飲み過ぎたとしても片頭痛が起こることはあまりありません。
片頭痛が現れる原因の物質であるヒスタミンがほとんど含まれていないためです。
醸造酒で片頭痛がひどくなるのが心配な方は、ビール、ワインが特にヒスタミンが分解されるので、日本酒が良いと考えられます。
・醸造酒(穀物・果物を発酵させたお酒)は不純物が入り、頭痛を起こす:ビール・日本酒・ワイン
・蒸留酒(醸造酒を沸騰させてアルコール濃度の高いお酒):ウイスキー・ブランデー・ウォッカ
まとめ:飲酒したアルコールに含まれる成分が片頭痛を誘発
飲酒で片頭痛の症状がひどくなるのは、アルコール成分が分解されて生まれる毒性物質が血管拡張作用を起こすからです。
飲酒後に片頭痛をひどくする毒性物質は、ヒスタミンとアセドアルデヒドです。
ヒスタミンは肥満細胞が刺激されて放出され、食物アレルギーの起因になる物質。
アセドアルデヒドは飲酒できるアルコールに含有するエタノールが分解されて生まれる物質。
これらが、肝臓を通り解毒され、膵臓の消化酵素で分解され、腎臓で尿に変換されるか肺に循環され、呼気で排出されます。
飲酒できるお酒には、2種類あると書きました。
- 醸造酒
- 蒸留酒
ヒスタミンとアセドアルデヒドが多く放出するのは、ビール、日本酒、ワインなどの醸造酒です。
なぜ多く片頭痛を引き起こす血管拡張作用の物質が放出されるのかは、醸造酒の原料の穀物と果実を酵母で発酵されますが、不純物が含まれてるからです。
片頭痛の心配がある人は、最初の1杯はあなたの好きなお酒を飲み、2回飲んだ後に、ウイスキーやブランデーを頼み、チビチビ飲む方法だと症状が出ません。
蒸留酒は醸造酒を沸騰させて液体にしたお酒。
不純物が沸騰させることで蒸発するのでなくなり、ヒスタミンとアセドアルデヒドで血管拡張作用しません。
片頭痛がひどくならないように、飲酒の方法を考えてみてくださいね。
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