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誰でもかかりやすいうつ病の診断の基準|あなたはどのうつ病にはてはまる?

誰でもかかりやすいうつ病の診断の基準

誰でもかかりやすいうつ病の診断の基準

ずっと気分がすぐれず、仕事でもミスをすることが多く、これはいつもと何かが違っていると思って心療内科に行くとうつ病と診断されました。1番軽い薬を処方され、飲んでいます。うつ病の診断はこんなものなのでしょうか?

このようなお悩みをこの記事では解決します。

わたしは大阪で女性限定に自宅出張スタイルでメンタルトレーニングを実施するトレーナーのtakです。
毎月、うつ病と診断された女性からお申し込みがあり、うつ病が世の中で増えているなと実感しています。

「うつ病の診断」をこの記事ではうつ病と診断されたあなた自身にも知って頂こうと思います。
うつ病は、他の病気と違って、脳の前頭前野という自己を認識する部位と感情や欲求から入ってくる感覚に気づいていくのが最適な治療です。

なので、うつ病の診断の知識を得てもらうとうつ病が改善しやすいのです。
そして、改善されたわたしのお客さまはからだやこころに関わる仕事に就いていき、幸福な人生を送っています。

この記事を最後まで読んでもらえると、「うつ病の診断」が理解でき、うつ病をかかえたあなた自身が自分と向き合いやすくなれます。

この記事を読んでわかること

  • うつ病は大うつ病性障害といわれる
  • うつ病と双極性障害は異なり、症状はとてもよく似ている
  • うつ病と双極性障害は国際基準では気分障害といわれる

誰でもかかりやすいうつ病の診断の基準

世の中でうつ病にかかるとすべてがうつ病と思ってしまいますが、大きく分けてうつ病には2種あり、1つはうつ病とはいわない病名がついています。

  • うつ病性障害(うつ病)
  • 双極性障害

あなたも心療内科に行くと問診から入りましたよね。心療内科の先生はあなたに話を聞き、こころの訴えを聞き、ポイントとなる質問をし、うつ病か双極性障害かを診断します。

うつ病と診断された女性をメンタルトレーニングしていると、うつ病ではなく双極性障害ではないかとそれぞれとても似ているのでわかりにくいのですが、そう感じることがあります。

そんなときは、セカンドオピニオンとして他の心療内科を一緒に探し、オススメし、もう1度診断してもらっています。
うつ病性障害と双極性障害を適切に診断できる心療内科の先生に出会えないと、薬の処方が合わないと改善に向かいません。

一般的に認識しているうつ病はうつ病性障害といい、気分の落ち込みが長期間続き、もうひとつのうつ病が双極性障害といい、うつ症状だけでなく躁症状があらわれる障害があります。

わたしの経験では、うつ病より躁症状が隠されている双極性障害が女性にはとくに多いと感じています。

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うつ病性障害

うつ病性障害は、3つの症状である大うつ病性障害、気分変調性障害、抑うつ関連症候群に分けられています。

  • 大うつ病性障害
  • 気分変調性障害
  • 抑うつ関連症候群

心療内科で簡単にうつ病と診断されたなら、その医師はあなたのこころを本気で支えてあげたいと思ってないかもしれないです。

うつ病にはまったく違う3つの症状を分析し診断してくれる先生でないと信頼はできません。

この3つに共通する症状は、気分の落ち込みの状態が長い時間続きます。
きっかけは、仕事や家庭、人間関係、自分自身、不確定な未来の部分などからスタートしますが、うつ病性障害は、どんどんそのこころが落ち込む対象が見えなくなっているのに、こころの落ち込みが続いていきます。

こころが落ち込む原因が特定されるこころの状態はうつ病とはいわず、軽い気分障害といいます。ただうつ病のきっかけは気分障害からスタートしますので、こころが落ち込む対象が分かってる間に、自分のこころの内側を言葉にし、信頼できる他者に聴いてもらうとうつ病まで悪化しなくて済みます。

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大うつ病性障害

うつ病性障害のうち、一般的にうつ病とされているのが、大うつ病性障害で、軽度、中等度、重度に分けられます。
うつ病の軽度であっても会社で仕事を無事にこなすのは難しく、休職を選択するほうが早く改善します。

うつ病は、だいたい軽度からはじまり、悪化して重度となっていく症例ですので、うつ病が発症した軽度の段階で休職し、心療内科で診断してもらい薬を飲むのかを決め、セロトニンを分泌するためのメンタルトレーニングを受けると悪化せずにすみます。

休職中は自宅療養となりますが、抗うつ薬を飲んでゆっくりするだけでは改善せず、休職期間が長期化しやすいです。
自宅で実践してもらいたいのが、食事のみなおしで、特に主食である白米から玄米に変えると、玄米に含まれる栄養成分がうつ病の原因となるセッロトにやドーパミンの分泌不足が高まります。
【 玄米とセロトニン 】うつ病の治療には休職中の1ヶ月に玄米食で回復の記事に書いてますので、またご覧ください。

気分変調性障害

気分変調性障害は、大うつ病性障害よりも軽いうつ状態が2年以上続く症状をいいます。
気分変調とは、気分が悪いこころの状態をいい、いわゆる「機嫌が悪いこころ」です。

望むように行動と結果がついてこないと自分をせめたり、他者や環境をせめたりし、イライラしますが、この状態は「不機嫌な状態」といいますよね。
人は感情をもって、メタ認知から価値基準を認識して人生を生きていきますが、感情の部分でメタ認知から価値基準がそこなわれると不具合が生まれます。それが不快情報として、感情に伝達され、ホルモンバランスや神経伝達物質がコントロールできなくなり、それをメタ認知が受け取り、「自分は今機嫌悪いんだ」と自分を知るのです。

メタ認知は、メタ認知の脳を磨いて恋愛成功率92%アップにする方法の記事で恋愛成功率92%アップする内容で書いています。メタ認知を理解するためにまた見ておいてください。

気分変調性障害の症状

罪責感
神経過敏症
怒り
好奇心の低下
活力の抑制
生産性の欠如

気分変調性障害と大うつ病性障害(うつ病)とはまったく違う病気で、大うつ病性障害にはない症状が気分変調性障害にあります。

大うつ病性障害は社会環境で他者との共有性をもつことが可能なのに対し、気分変調性障害は環境不適応が出て、他者と共有性がもてなくなります。

発達障害と間違われるのもよくありますが、発達障害のように脳の神経伝達物質の全体的なネットワークに固有のパターンが出るのではなく、感情をコントロールする神経回路のネットワークが強くコントロールできず、それがメタ認知への修正が出てしまい、社会環境をうまく知覚できなくなるのです。

他の精神疾患と合併する症例がたくさんあり、幼少期から青年期に発症していると精神科の診断では考えています。

気分変調性障害で見られる合併症

不安障害(パニック症候群)
物質乱用
境界性パーソナリティー障害

気分変調性障害は、罹患率(りかんりつ)は一般人口の約5〜6%。
かなりの確率で気分変調性障害は発症しますので、大うつ病性障害と気分変調性障害はまったく別の症状ですので、見極めが必要です。

大うつ病性障害は、食欲や性欲の減退が見られますが、気分変調性障害はそのような反応はなく、主観性が強くなり、自分中心的な捉え方が全面的で見られます。

わたしのメンタルトレーニングの経験では、自分の話が永遠と続く反応がよくあります。
その話に客観的なとらえ方がなく、聞き手としては感情を追いかけるのが難しくなります。
心理カウンセリングなどの心理療法では、傾聴や受容、共感がうまくいかないことがよくあり、症状が悪化してしまいます。

抑うつ関連症候群

抑うつ関連症候群には、大うつ病性障害よりも症状が軽いうつ病の「小うつ病性障害」、短期のうつ状態が繰り返される「反復性短期抑うつ障害」、女性特有の月経前にうつ状態となる「月経前不快気分障害(PMDD)」などがあります。

  • 小うつ病性障害
  • 反復性短期抑うつ障害
  • 月経前不快気分障害(PMDD)

大うつ病性障害の治療は医学的に定まった治療が「抗うつ薬」ですが、抑うつ関連症候群はこうした病態に合った薬は見つかっていません。

抑うつ関連症候群は、心理療法や対処療法、認知行動療法などが中心となり、自分の内面と専門家の他者が向き合ってこころを許し、こころを前向きにして、人生のビジョンを見つけ、生き方をそこに投影させるかかわりが大切な治療となります。

抑うつ関連症候群も脳内のセロトニンの分泌不足からきているのは脳科学が証明していますが、大うつ病性障害ほどの効果が見られません。

双極性障害

双極Ⅰ型障害

双極Ⅱ型障害

気分循環性障害

特定不能の双極性障害

病因が特定された障害

特定不能の気分障害

うつ病は国際基準で気分障害とされている

まとめ:うつ病には大きく2種あるのでどちらの型なのかを知っておこう

軽いうつ病を言われたあなたは、心療内科の先生に確認しておく必要があるのは、うつ病なのか双極性障害なのかです。

心療内科の先生でもあいまいにして、症状が悪化する事例を何件か知っています。

うつ病は、うつ病性障害の中で分けられてる大うつ病性障害です。

誰でもかかりやすい神経的な病気であるうつ病は今の自分の感情や欲求に気づいていくと、徐々に薬をやめていくことができて、日常生活を取り戻せます。

そのためにも、うつ病の診断は2つの種類があるのを知っておいてください。
うつ病の抜け出せない辛く苦しい症状は他者にはわかってもらえないので、あなたにこころと対話をして2,3ヶ月かけて改善させていきましょう。

キーワード:うつ病 診断 誰でも
タイトル:誰でもかかりやすいうつ病の診断の基準|あなたはどのうつ病にはてはまる?

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たかひと |コンサルタントコーチ

大学生の20歳にパーソナルトレーナーで個人事業主に。そこからビジネスをスタート。大学卒業後も就職はせずそのままビジネスの世界に。トレーナーとしてマンツーマンで人のカラダを向き合うにつれ、ココロへの関わりの重要性に気づき、大学院で臨床心理士を取得。その後重度精神疾患病棟担当。そこで関わった患者さんに気づいた脳特有の動き。ココロが止まり、脳内の神経作用だけが暴走してしまう反応を見て、脳とココロを分ける体感が得られるようになった。 カウンセラー活動しながらリアルでビジネスを実施。2017年までに13事業を運営し総売上は15億円。しかし固定費をかけすぎて収益化が難しくなり38歳で全ビジネスをクローズに。そこから2年間無職時代を経て、2019年にコンサルティング事業をスタート。意識のつなぎ方を変える時間共有を生み出して乗り越えにくかったビジネスの壁をカンタンに越えられるようになった。 カウンセリングは25,000人以上。
コンサルティングは4,000人以上。

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