デパートで売られているスキンケアコスメを使っていましたが、もっと有機でできたコスメにしようか考えています。何か肌荒れを改善する良い方法があれば、教えてもらいたいです。
このような「肌荒れからニキビ肌に悪化」したお悩みをこの記事では解説します。
私は大阪を中心に女性限定で自宅出張スタイルでパーソナルトレーニングを実施するトレーナーtakです。
トレーナー歴21年目で、年間500人以上の女性に接しているので、女性のお悩みはほぼ向き合った経験があります。
女性にとってお肌に肌荒れやニキビ肌がなく、誰が見ても美白ですっきりで健康的なお肌になりたいですよね。
時代が変化しても女性のコスメの業界はいつも女性でいっぱいなのは、お肌は女性にとって美しさの象徴であるからですよね。
肌荒れが治らず、時にはニキビ肌になって吹き出物のような赤い発心ができるお肌をお持ちですね。
おそらく、肌荒れを治したいとさまざまなコスメを使ってきていると思いますが、残念なことに肌荒れはコスメでは治りません。肌荒れというのは、根底にからだと心にある不具合から来ています。そして、それを引き起こすのは、生活環境にあるのです。
ニキビ肌を含めた肌荒れは、スキンケアをする前に質と量を伴った睡眠を確実に取ることです。
睡眠がからだの疲労を回復させ、ホルモンバランスをリセットしコントロールします。
睡眠がからだにプラスになっていないと、スキンケアは悪循環となり、角質を残し、毛穴をふさぎます。
この記事では、3年前から肌荒れを感じ、ここ1年でニキビがお肌にでき改善できない40代女性向けに書いた記事となっています。
最後まで読んで頂くと、簡単に睡眠で肌荒れを治す考え方が分かるようになって、美しいお肌に変化していけます。
では、最後までお付き合いくださいね。
この記事を読んで分かること
- 肌荒れからニキビ肌に悪化するとコスメを使っても皮脂が溜まり改善しない
- 肌荒れからニキビ肌を改善するには、コスメより睡眠
- 肌荒れからニキビ肌になるのは、睡眠が不十分で男性ホルモン分泌が加速している
睡眠の質と量を変えるとニキビ肌で肌荒れが治る
睡眠を変えると肌荒れが悪化して起こるニキビ肌が治ります。
睡眠で変えるのは、質と量の2つ。
12時間寝ても質が伴っていない、質が伴っていても3時間しか寝れないなら、睡眠が体内の良い作用をしないので肌荒れが治ることはないです。
つまり、睡眠の質と量とは、脳で行なわれる睡眠リズムを調整しコントロールすることです。
ニキビ肌が治らないのは睡眠時の男性ホルモン分泌
3年前から肌荒れがひどくなってきたのは、睡眠リズムが取れなくなり、ホルモンバランスが悪くなっているからです。
睡眠リズムは、人間が人生で最高のパフォーマンスをするために、体内を自律神経の交感神経と副交感神経の裏表の関係を機能させます。
副交感神経:睡眠を促進・精神的にリラックスさせる・心臓を弛緩させ血圧下げる
睡眠リズムが取れないと、睡眠中に覚醒が高くなったままで、副交感神経にスイッチできません。
睡眠中に副交感神経に切り替えないと、交感神経がオンになったままとなり、覚醒に関係するストレスに対応するホルモン分泌が繰りされるのです。
ストレスに対応する交感神経で睡眠中に肌荒れの原因を作っているのが、男性ホルモンです。
脳の視床下部で性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)が放出され、下垂体に働きかけ、その反応で副腎を刺激して、アンドロゲンを分泌。
男性ホルモンが、ニキビ肌の原因のきっかけの肌荒れを起こしてるのです。
睡眠の質と量は副交感神経にスイッチを入れお肌のターンオーバーを促進
睡眠の質と量を伴う睡眠リズムが機能すると、副交感神経にスイッチされ、全身が環境から入る外界情報をシャットアウトし、自分の体内だけの世界にします。
睡眠に対して起きてる状態を覚醒と言いますが、覚醒では常に生きていくために自分に合った選択を迫られているので、外界からの情報のインプットにエネルギーを使います。
それだけだと、細胞は自分の初期設定の運動に戻れなくなりますし、神経回路がインプットした情報に無駄を持ちながら乱雑にされていたものをまとめる時間も必要です。
そのために生物は、明日の生きていくエネルギーのために睡眠の時間を覚醒と同じ価値として作られてるのです。
睡眠中にスイッチされる副交感神経は、脳の視床下部から女性ホルモン(エストロゲン)や成長ホルモンを分泌し、細胞は代謝を高め、DNAはタンパク質を製造します。
この働きが、お肌の新陳代謝であるターンオーバーを活動的にし、皮脂の量を増やし、角質を柔らかくして、細胞の代謝をスピーディーにします。
肌荒れからニキビ肌になって改善されないのは、睡眠リズムを整える生活習慣に乱れなどをせずに、スキンケアによってコスメに含まれている成分が表皮と皮脂内に付着して角質になります。
角質は適度な皮脂がないと、柔らかくならないでターンオーバーが進みませんので、角質が残されていき、そこに血液内の免疫物質が運ばれて、軽い炎症を起こします。
これが、ニキビ肌と言われる状態なのです。
睡眠中ターンオーバーが促進されるのは3時間
睡眠中ターンオーバーが促進されるのは、睡眠リズムがスタートして3時間後です。
睡眠リズムが始まるのは、ノンレム睡眠からで、その後レム睡眠と続きますが、このサイクルが脳の視床下部と自律神経の副交感神経が繋がり合って3時間後です。
ベッドに入り、ウトウトし覚醒がまだ残っている時間から3時間ではなく、意識がなくなり睡眠の入ってからターンオーバーが始まります。
肌荒れの症状の女性に睡眠の現状を聞いてみると、15人中9人がベッドに入ってから眠りに入るのが遅いといいます。
ターンオーバーのゴールデンタイムとされている22時から2時の間に睡眠リズムが作れていません。
「今日も眠れないのではないか?」と眠れるか不安に考えると睡眠を意識されるので、眠くもないのに早くにベッドに入り過ぎます。
または、ベッドに入ってもすぐに眠れないのでスマホを見てしまい、睡眠リズムに入るのが遅くなって、ターンオーバーのゴールデンタイムの2時を超えてしまうのです。
ベッドの入ってすぐに睡眠リズムができるために、眠気が感じるまでベッドに入らないでおきます。
仕事の疲れでどうしようもない時は、リビングの床に横になるようにし、ベッドは眠気に反応させる睡眠のために環境にさせておきましょう。
私は、毎晩ベッドに入るのは眠る10秒前。
それまでは、リビングの床でウトウトすることもありますが、お昼寝と同じ感覚ですので、睡眠リズムを使わない小睡眠です。
睡眠でないときに、ベッドに入ると、私の場合めまいが起こってしまう経験があるんです。
なぜめまいが起こるのかといえば、睡眠でないのに覚醒が無理に落としてしまい、視覚と聴覚に関わる神経回路の興奮と抑制がコントロールできてないからではと考えています。
めまいに関して詳しく知りたい人は、女性に急増する「めまい」は脳内バランスの乱れ|めまいの原因と予防対策の記事で書いてますので、また見ておいてください。
睡眠の質と量が取れないと古い角質が残ったままで毛穴をふさぐ
睡眠の質と量が伴わないと、副交感神経に交感神経からスイッチできずに、交感神経に強く反応する男性ホルモン分泌が促進されるので、古い角質が残ったままで、角質が毛穴をふさぐのです。
交感神経が長く続くと、心臓の収縮を高め、心拍数を増やし、ストレスホルモンが副腎から分泌されます。
ストレスホルモンの働きが強い男性ホルモンは、細胞を合成する成長ホルモンを抑制する働きがありますので、ターンオーバーを抑えます。
ターンオーバーが遅れると、古くなった角質が代謝されず残り、積み重ねられた角質は厚みが出て、表皮と真皮の間を抑えるように狭くします。
皮膚の小さな振動に近い皮膚呼吸ができなくなり、交感神経の作用から皮脂がどんどん増え、脂肪細胞が一定期間蓄積し、そこに血液が運ばれます。
脂肪細胞に運ばれた血液は、脂肪細胞に壁に持っている炎症物質が引き出され、そこが炎症を起こすのがニキビなのです。
角質が脂肪細胞に蓄積されるとスキンケアでは簡単には取れないので、睡眠から改善させ、ホルモンバランスをコントロールすることです。
睡眠の質と量を改善すると、副交感神経によって男性ホルモンが抑制され、成長ホルモンと女性ホルモンであるエストロゲンが分泌されます。
皮脂の量が減り、細胞の代謝から再合成が働き、成長ホルモンと女性ホルモンの作用から、細胞が新しくなります。
ニキビとは、男性ホルモンから残された脂肪細胞と思ってください。
男性ホルモンはストレス物質の塊だと考え、代謝ではなく副作用が蓄積だと思ってください。
スキンケアで改善はできないので、睡眠と覚醒のバランスを整える睡眠リズムを良くするようにしましょう。
合わせて読みたい
日常生活でできる睡眠の質と量を変える方法
日常生活でできる睡眠の質と量を変える方法は、眠気とベッドに入るタイミングや睡眠と反対にある覚醒を興奮させることがあります。
- ベッドに入るタイミング
- 覚醒を高める起きてる時間の見直し
ベッドに入るタイミング
ベッドに入るタイミングがちょうど良いと、横になった時点で睡眠リズムがスタートします。
ベッドに入るタイミングを損なわせている生活習慣を見つけていきましょう。
ベッドに入るときに、自律神経の交感神経が抑制されつつある状態にしておくのが良いのです。
交感神経が興奮する行為をやらないようにしていくと、ベッドに入るとすぐに睡眠リズムがスタートされます。
- 夕食を食べ終わるのがベッドに入るより3時間以内にする
- お風呂は2時間以上前に終わらせ、40度前後のお湯で長い時間入る
- 部屋の電気は間接照明か電気のボリュームを落とす
- テレビはギリギリまでつけ、音量を落として、BGMのように流しておく
- スマホを見るなら、ベッドではなくリビングの床で横になって見る
覚醒を高める起きてる時間の見直し
睡眠を改善するには、起きてる時間帯である覚醒の質と量を考え直していきます。
覚醒とは、脳の脳幹の神経線維が集まっている核が全身の細胞に繋がる神経線維を興奮させます。
脳幹の作用は、次の3つあります。
- 身体の中心軸を維持し続ける姿勢コントロール
- 身体から入ってくる感覚神経を統合し中脳、間脳、大脳皮質への伝達
- 前頭前野で行動戦略を作る注意力や集中力の統合
覚醒の質と量を高めると、睡眠へのスイッチが一瞬ででき、なおかつ覚醒というのは、起きてる間の行動と思考の最高のパフォーマンスを生み出す神経伝達を行なえます。
上記の3つを日常生活で心かげてもらえると覚醒の質と量が高くなります。
簡単にまとめますと、姿勢を意識、身体の調子に合わせた変化させた行動、複雑に広がってる事象を1つに絞って意識をすることです。
まとめ:睡眠で肌荒れは完全に治ります
あなたはあまりにも睡眠を適当に考えていませんか?
女性であるあなたが美的な自分になりたいと考えているなら、運動や食事などに取り組む前に、睡眠を改めて考えなおす必要があります。
睡眠を適当なサーカディアンリズムに合わせて、からだを休めることができ、その間の脳活動は認識が強く働く意識系よりも想像力が無限に生み出される無意識系にスイッチできる時間が4時間半以上できたなら、起きている時間の生産性はグングン上がっていきます。
あなたがお悩みの肌荒れの改善は、サーカディアンリズムに合うぐっすり睡眠を取ることで改善できます。
この記事では、お肌の悩みに対して使っている人工的なお化粧品やサプリメントをやめ、からだをゼロリセットにして、もう一度あなたに合うお肌の美的作用について理解できるようになります。
では、お話を進めていきますね。
ぐっすり睡眠でお肌の悩みは90%改善する
人は何かと自分を変えたいと願う気持ちを大事にして、目に見える努力をしようとする傾向があります。
いいことなんです。わたしもいつも努力しようとしていますし、自分が描いている未来に近づけようという思いばかりが脳に現れます。でも、これは実は未来につながっていない努力を行なっているケースがよくあるのです。
お肌の悩みもそうで、肌荒れに対する悩みはお肌の原理を分かっていないから起こってしまっていることなんです。
お肌はスキンケアをするたびに、あなたは自分のお肌の調子をいつも確認しています。
だって、分かってしまいますもんね。ニキビや湿疹ができていると、『あー嫌だなって』思いますからね。
そこで、冒頭で言った、肌荒れの悩みに対してあなたはすぐに調べて努力をしてしまいます。お肌に合った食事、お肌に合ったサプリメント、お肌に合った化粧品など、調べに調べ、あなたはお肌の悩みに対して努力をします。
しかし、その努力は、お肌のためにならないんです。原因はそこではないからです。
肌荒れの原因は、あなたに合った睡眠が取れているかどうかによるのです。
感覚的な表現で適切な睡眠をいいますと、ぐっすり睡眠、です。
ぐっすり睡眠に対して快適な睡眠が取れていない感覚的な表現をちょっぴり睡眠とします。
そして、それぞれの睡眠が日常生活に起こす現象があるのですが、それは次のようになります。
・ぐっすり睡眠=起きている時間にやるべきことに集中的に取り組める。
・ちょっぴり睡眠=早くやるべきことが終わって欲しいって思っている。
睡眠不足でないのにいつも眠いを感じ、仕事や人付き合いで緊張する時に集中力が切れ、疲れが出る症状がある方は不眠症になっている可能性があります。そのための記事を書いてますので、読んでくださいね。
不眠の悩みを解消。脳の運動を専門とするパーソナルトレーナーが安眠の法則を5つ解説。
『ぐっすり睡眠』と『ちょっぴり睡眠』の最大の違い
これらの睡眠の違いは、あなたの今の生きている状態を感覚的に感じることで分かってきます。
あなたも今一緒に見つめてみましょう。
今生きている感覚的な状態が、
・安定する、未来に向かって一つになっている=『ぐっすり睡眠』
・不安定、未来は見えず、現実の悩みを抱えてる=『ちょっぴり睡眠』
というように睡眠を二つに分けることができます。
あなたの生きることの現在の調子で、睡眠の深さが分かります。
これらの最大の違いは、現実に対する捉え方の負荷です。
睡眠は、あなたが生きている世界観を作ることに大きく関与しています。今挙げましたように現実の捉え方が変わってきます。『ぐっすり睡眠』が取れていると、未来に対して一つになれ、現実の悩みは軽く流すことができています。ぐっすり睡眠ができていると、あなたの脳で見つかったやりたいことと好きなことを見つけ出した未来図を確実に実現させることができます。
あなたの脳には『やりたいこと』『好きなこと』が幼少期から自然に作られていて、それを脳の中で見つけることで生きる実感を得るという記事を書いています。ぜひこちらもこ覧くださいね。
好きなことに気づき生きるスタイルにする。インプットとアウトプットの量で得られる結果が変わる。
『ちょっぴり睡眠』になっている人は、こころが不安定な状態で未来が見えず、定まっていません。不安定ですので、外部の情報に流されたり、他者が気になってしまい批判をしたくなるような状態です。
あれれ。お肌とどう関係あるや!
ちゃんと関係あることが分かってますから、記事を書いておりますねん。
ということで、あなたのお肌は睡眠に左右されているのですが、けっして肌荒れという見えるような症状で出ていないケースがあります。お肌に皮脂がやや多めのお肌の持ち主は、肌荒れというお肌のトラブルが少なくて、自分では気づけません。
そこで、今挙げた『ぐっすり睡眠』『ちょっぴり睡眠』での違いが役に立ちます。
あなたの現実が悩みが多く、自分と内面と闘っていたり、現実を乗り越えようとしているのであれば、あなたは『ちょっぴり睡眠』になってる可能性があります。
あなたが未来と一つになっていて、現実の悩みよりも、今やるべきことが合って、集中してる調子なのであれば、『ぐっすり睡眠』となっているはずです。
ただ、人の調子は日のよって多少違うので、よく眠れたと思ってるのに、現実の悩みに縛られているのなら、あなたは眠ったつもりでも、『ちょっぴり睡眠』になっているのです。
あなたが睡眠に対して、起きている時間よりも大事だよという脳の感覚を作りたいと思っています。
睡眠中は無意識の世界に入ります。人は思い出に残すことに意識が生まれ、起きている時間を重要視しています。でも、世界の本質は睡眠にかける時間の余白があるから、起きている時間の質が良くなってくるのです。
わたしの記事を読んで頂き、睡眠に対して、自己評価ができたら、肌荒れなどのお肌のトラブルは少なくて済み、事前に予防することができます。大切なことは、肌荒れをお肌の問題としては捉えないようにすることです。
あなたのからだは生きることと、あなたが生きている世界への捉え方に関連しているのです。
覚醒、ノンレム睡眠、レム睡眠の脳の3つの異なる機能状態
覚醒状態
脳波=低振幅、速派
感覚=鋭敏、外部に依存性
思考=論理的、進展的
運動=持続的、随意的
急速眼球運動=頻回
ノンレム睡眠
脳波=高振幅、徐派
感覚=鈍い、あるいはなし
思考=論理的、反復的
運動=時折、不随意的
急速眼球運動=稀
1ヶ月でぐっすり睡眠を20日続けると肌荒れは起こらなくなる
忙しい毎日を生きる現代人ですから、時には眠るのが遅くなって、睡眠不足になってしまうこともあります。あなたはこれから好きなことを世界に発信していく立場ですので、睡眠にこだわり過ぎてもなかなか世界の流れに追いつけません。
でもそんな状況でも、起きている時間の調子が人生の充実感を左右するのは間違いありません。
ぐっすり睡眠について、もっと知るようにしてもらいたいです。自分の生き方のためですからね。
1ヶ月のうち20日を『ぐっすり睡眠』をするように心がけましょう。休みの日が週2回で、働く日は5日とすると、その内3日は『ぐっすり睡眠』を心がけるようにするのです。
1ヶ月のうち60%を『ぐっすり睡眠』の日にすれば、量の法則により、体内のポジティブな作用が健全な方向に進みます。
今日の夜からスタートさせてもらいますが、そのために1ヶ月の試行期間を設けてみましょう。睡眠がとってもあなたのお肌に作用するよっていう実感をもってもらいます。
これから1ヶ月はすっきり睡眠を得るためにやってもらう条件作りがあります。
肌荒れのための努力を一切やめてみることです。
- 毎日使っているクレンジングや化粧水をなるべく牛乳石鹸のようなものにする
- 肌荒れのための意識的な食事やサプリメントをやめる
- 肌荒れには運動をして汗を流すっと思っている運動ならやめる
これらを実行して頂くと、ぐっすり睡眠の調査と実践による実感は開始できます。
では、次に『ぐっすり睡眠』はどのようにしたら得られるのかを説明していきます。
ぐっすり睡眠が適切に取れるようにするには;眠る時間のタイミング
かつて、睡眠のゴールデンタイムは22時から2時の間と言われていました。しかし、今では、松果体(しょうかたい)という脳の部位から放出される快適な睡眠のために必要な睡眠ホルモンのメラトニンは、2時ごろがピークというデータがあります。
メラトニンは成長ホルモン分泌を促す効果もあるとされています。成長ホルモンは、入眠時に高い分泌量があります。成長ホルモンは、0時ぐらいがピークでそこから徐々に低下するのですが、メラトニンの分泌量と合う時間はちょうど2時ぐらいに眠ることが良いですね。
ぐっすり睡眠は、メラトニンの分泌量が高い2時と成長ホルモンが分泌量が高い0時を合わせて、だいたい1時から2時に眠るのがベスト。
これは、新しい常識ですね。なるべく早く眠った方が良いとされていましたが、眠る時間を1時から2時に設定するのが良いと思います。0時前に眠る習慣がある人も、試しに一度眠るのを遅らせると体調が良くなるのが分かると思います。メラトニンと成長ホルモンの分泌によって、ぐっすり睡眠が得られやすくなるのです。
ぐっすり睡眠が適切に取れるようにするには;セロトニンとオキシトシン
入眠時がスムーズになるには、低体温にすることです。体温というのは、体温計ではかる体温ではなく、皮ふの温度です。あなたが自分で体感する体温ではありません。
サーカディアンリズムがありますので、体内はいつも自然に合わせた運動をリズムで繰り返しています。夜になると、自然に体温が下がってくるのがからだの原理です。
低体温になっているのは、皮ふの真皮からその下の皮下組織です。体内の組織と皮ふの深部が重なり合っているところです。ここが睡眠モードになると、筋肉の運動が静止状態となり、動脈内に運ばれる栄養分が最小になり、低体温となるのです。
しかし、ぐっすり睡眠を促進するには、皮ふの表面で覆ってる表皮、真皮という二層分は皮ふ温を高くした方が良いです。そのためには、セロトニンとオキシトシンに分泌量を増やすことです。
これらの物質を増やすには、脳の想像性にスイッチを入れます。あなたが誰かを親切にして、喜ばれるシーンをイメージしてください。いつも眠るベッドで目をつぶって想像してもいいですし、硬いリビングのマットで背中の面を大地に接触させる状態でもいいです。
めをつぶって、あなたが主体で誰かを助けるようなシチュエーションを想定し、喜ばれる感覚を感じましょう。そうすると、セロトニンやオキシトシンがたくさん放出され、皮ふの表皮と真皮の温度が毛細血管の収縮して上がります。
- あなたが好きなことを誰かに話して、興味深く、リアクションが良く聞いてくれた。
- あなたがやりたいことをして、あの人すごいわね、って誰かに言われた。
- あなたが得意な分野の知識を話して、あなたのおかげで心が落ち着いたわって言ってくれた。
あなたが潜在意識で想像している気持ちいいシーンは自然に起こっています。それを無意識に想像すると、あなたにとっていい感じのシーンが出てきます。もともとホルモンの機能で『人を助けてあげたい』がセロトニンやオキシトシンにあるのです。
これらは、潜在意識を高めるためのトレーニングになりますので、毎晩習慣にするとメンタルコントロールがうまくなるでしょう。
ぐっすり睡眠が適切に取れるようにするには;朝食:昼食:夕食=1:1:8のタンパク質の割合で摂取
前章でメラトニンがぐっすり睡眠に必要と言いました。このメラトニンは、セロトニンから変換されることを知っておいてください。セロトニンの原料がタンパク質に含まれるトリプトファンという物質です。
ぐっすり睡眠を取るために、夕食で摂取するタンパク質の量をいつもより多く摂るようにしてください。トリプトファンを含む食物は、
- 魚介類
- 肉類
- アボガド
- ナッツ
- バナナ
- 乳製品
- 卵
- 大豆製品
などです。
セロトニンの研究者有田秀穂氏の記事に出てきていますので、そちらを参考にしてくださいね。
*セロトニンを増やすための食事
・必須アミノ酸の一種の『トリプトファン』
・トリプトファンからセロトニンを合成するのに必要なエネルギー源『炭水化物』
・トリプトファンからセロトニン合成を促進させる『ビタミンB6』
<トリプトファンを含む食材>
・大豆製品(豆腐、納豆、味噌、醤油、枝豆、豆乳、きなこなど)
・乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
・鶏卵
・魚卵(タラコ、スジコ、明太子など)
・ゴマ、ナッツ
・カツオ節
・アボカド
・バナナ
<炭水化物を含む食材>
・穀類(ご飯、麺類、パンなど)
・いも類
・果物
<ビタミンB6を多く含む食材>
・魚類(サケ、サンマ、イワシ、マグロ、カツオ、サバなど)
・バナナ
・にんにく、しょうが
・未精製の穀類(玄米、胚芽パンなど)
・豆類(大豆、ヒヨコ豆、レンズ豆など)
有田秀穂氏のサイト セロトニンDOJOより
朝食、昼食、夕食のバランスは、1:1:8が理想です。朝に牛乳と卵を食べるとすると、牛乳のタンパク質量は3.3グラム、卵一個は12.3グラムです。15.6グラムとなり、夕食は124.8グラムです。だいたいで食物の当てはめると、
豚モモ肉150グラム;33.15グラム
かつお100グラム;25.0グラム
牛乳150グラム;6.6グラム
卵二個;24.6グラム
かにかまぼこ100グラム;12.1グラム
豆腐100グラム;6.6グラム
油揚げ;18,6グラム
これは、結構量が多いので、わたしは朝と昼は抜き、夕食で1日の摂取エネルギーを摂るようにしています。タンパク質は筋肉を作るためだけではなく、セロトニンに変換するトリプトファンの摂取のためです。
夕食で摂ると、ぐっすり睡眠につなげることができます。
有田秀穂氏は、手軽に食べられる『バナナ』を推奨しています。夕食をいつもよりタンパク質が少ないときは、バナナを常備しておき、食べるようにしましょう。
まとめ;ぐっすり睡眠で肌荒れを改善するには、眠りに入る時間、想像性、タンパク質
いかがでしたか?
まず、知ってもらいたかったのは、日常生活の状態で睡眠の現状が分かることです。
未来に一直線で思いと行動が一致するのなら、ぐっすり睡眠です。現実的な悩みに縛られているなら、ちょっぴり睡眠になっているので、脳が迷いばかりで不安定です。
肌荒れが起こる人は、ちょっぴり睡眠で体調が良くなくて、疲労が溜まっています。
肌荒れを改善するには、ぐっすり睡眠を1ヶ月で20日を目安にできるようにしましょう。
そのためにやった方がいいのは、眠りに入る時間を1時から2時にすること。眠る前に『人を助けて、喜ばれるシーン』を想像し、セロトニンとオキシトシンを脳から皮ふの毛細血管に放出させます。
あとは、夕食のタンパク質を豊富に取り入れることです。1日のバランスとして、夕食のタンパク質を多くした方がいいので、朝食や昼食で食べ過ぎている人は、抜いてもらっても問題はありません。
タンパク質の比率は、朝食:昼食:夕食=1:1:8です。
タンパク質は、セロトニン合成できるトリプトファンが含有されているので、ぐっすり睡眠に効果があります。
バナナにはたくさんのトリプトファンが含有していますので、タンパク質が少ない日は、摂るようにしましょうね。
肌荒れが出ているなら、睡眠の質を改善するチャンスです。
睡眠は、あなたが生きている時間の充実性を高めてくれます。そこから幸福感にも関連しますので、この記事を読んで、ぐっすり睡眠を心がけてみましょう。