姿勢が悪いので悩んでいます。小さい頃から親にあなたは姿勢が悪いから気をつけなさいと言われていましたが、いまだに治っていません。最近は背骨のあたりに痛みを感じることもあります。姿勢が悪い原因は何ですか?教えてもらいたいです。
あなたは姿勢が悪い今のからだに不満を持ち、悩んでいますよね?
姿勢が悪いなって気づいたのは、いつからでしょうか?
今の姿勢をかたち作るのは、からだの構造でいうと、体内の骨があって、骨に付着する筋肉があって、その筋肉を働かせるのは脳から下りてくる神経系。
これらがあなたの今の姿勢をかたちにしているのですが、姿勢が悪いなと気づいたのは、痛烈に自分に対して問題意識をもった頃からです。
そのときに、意識が向けたのが、あなたの肉体でそれが姿勢の悪さだったのです。
この記事では、姿勢が悪くなる原因が日常動作にあるということを説いていきますね。
姿勢が悪いことに問題意識を向けるよりも、姿勢が悪くなる原因の日常動作を気にした方が姿勢の悪さは改善しやすいです。
では、あなたが悩む姿勢が悪い原因がどんな日常動作なのかを考えて、美しい姿勢になれるようにしていきましょう。
この記事を読んでわかること
- 姿勢が悪いのは、日常動作の立つという姿勢が原因であることがわかる。
- 姿勢が悪くなる立つという姿勢の脳科学から見たメカニズムがわかる。
姿勢が悪い原因は日常動作で立っている姿勢
あなたの今の姿勢が悪くなった原因は、運動不足でも、筋力不足でも、腹筋の弱さでもありません。
ひとが生きてるという生命が維持がなされているなら、脳は姿勢を悪くさせることはないのです。
姿勢が悪くなった原因は、座ってる姿勢を長く続けてから、立つ姿勢に移っていくときに、骨盤と股関節が伸展というまっすぐなラインで立つまでに動き始めるパターンがついてしまったからです。
ひとが生きている間は、脳は姿勢を適切なポジションに保つための感覚を神経系に送り続けている。
わたしは今は脳科学パーソナルトレーナーとして、独学で脳科学の知識をインプットして女性のお客さまを見る仕事をしていますが、脳科学を知るまでは、姿勢は筋肉の力で成り立ってると思っていました。
姿勢が悪いのは、たとえば背中が丸くなる猫背なら、背中の筋力が弱いのが原因だと思っていたんです。
わたし自身、中学生の時期には姿勢が悪い自分のからだを気にしていたときがありました。
歩きながら、ガラスに映る自分のからだの姿勢がなんか丸くなって、肩が前に出てるように見えていました。
かっこ悪いからだだな・・・
姿勢が悪い自分は嫌だなっと思春期だったので、いつもその嫌な自己像が脳内にイメージされていたので、本屋に行って健康本のコーナーで見つけた悪い姿勢を治す方法みたいな内容を参考にして、背中の筋肉をつける方法を実践していました。
でも、背中の筋肉をつけても姿勢が悪いのは改善しなかったのです。
脳科学を知って、悪い姿勢の原因について分かってきたのは、座り姿勢から立ち姿勢が変わっていく間に姿勢が悪くなり、そこでボディラインが崩れるという事実でした。
ポイント
- 座ってる姿勢=脳幹の延髄網様体脊髄路ー全身のシステムが弱くなる
- 立っている姿勢=脳幹の橋網様体脊髄路ー全身のシステムが強くなる
立っている姿勢は、いつから始まったのかを知る必要があります。
そこで、あなたの身体活動の原点をさかのぼるように、子どもの発達の流れから見ていくことにしてみましょう。
姿勢はあなたの筋肉が支えているのではなくて、筋肉がひとのからだの質量(からだの重さ)を支えるのですが、
その間にもう一つ姿勢を保つために関わってるのが、脳から筋肉に姿勢を保つための情報伝達をする神経系の運動です。
脳は生きている間は、いつもからだを支え続けているのに、どうして姿勢が悪くなるのかについてを知っておきましょう。
脳が姿勢を適切なポジションで支えているのを崩すのは、立っている姿勢が適切でないからです。
パーソナルトレーナーがセッションで行なう良い姿勢にするアプローチでは五つの姿勢を取ることで、あなたにとって良い姿勢を作っていけるという記事の40代女性の代謝上がるための姿勢が良くなるパーソナルトレーニングで行なう五つの姿勢とは?で書いています。また見ておいてくださいね。
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40代女性の代謝上がるための姿勢が良くなるパーソナルトレーニングで行なう五つの姿勢とは?
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姿勢が悪くなるのは立っている姿勢で重心が足の裏にないから
40代女性の代謝上がるための姿勢が良くなるパーソナルトレーニングで行なう五つの姿勢とは?では、五つの姿勢のうち、立っている姿勢がパーソナルトレーニングのセッションで最初にやる姿勢ですと書きました。
その理由は、この記事の中にありますが、立っている姿勢を実現する脳と神経の表現系にあります。
内容を引用させてもらいます。
立っている姿勢の神経線維は?
- 視覚、前庭系、体性感覚の三つが同時にからだを丸くしないようにコントロールされている。
- 視覚10%、前庭系20%、体性感覚70%の割合で神経系はからだにつなげている。
- 脳幹の橋(きょう)から起始となる網様体脊髄路(もうようたいせきずいろ)が脊髄にほぼ全域に伸展させる運動感覚を伝達する。
- 脳幹の橋から脊髄、そこから各筋肉に伝達されるスピードが他の姿勢よりも一番早い。
立っている姿勢は、ほぼ99%脳のこれまでに学習してきた姿勢をコントロールするという神経系の作用に身をあずけています。
つまり、立っている姿勢というのは、
あなたの脳がすべてコントロールしている、
です。
上記にあげました、わたしの過去の記事の引用ですが、そこにありますように、
立っている姿勢は、
- 視覚
- 前庭系
- 体性感覚
の三つの神経系が共同活動して、からだを支えています。
前庭系とは?
内耳の一部。渦巻管と半規管との間にある不規則な卵形および球形の部分。半規管とともに平衡感覚を感受する。
体性感覚とは?
触覚,圧覚,温覚,冷覚,痛覚などの皮膚感覚と,手足の運動や位置を伝える深部感覚の総称。この2つの感覚は,感覚伝導路や大脳皮質における感覚野が近く,一体となって働くことが多いのでまとめてこう呼ぶ。
このメカニズムは、あなたのからだへの意識が入るスペースがないことをいっています。
立っている姿勢を正しくするという意識をからだに行なうことはほぼ難しくて、立っている姿勢はからだが視覚、前庭系、体性感覚の三つの神経系の運動の経験で脳が学習して、無意識に神経系が表現しているのです。
それなのに、姿勢が悪いからだをもっているあなたは、立っている姿勢を自分の筋肉で立ってしまう運動パターンがあるのです。
立っている姿勢をあなたは足先から頭の頂点まで不適切なラインを覚えてきてしまったんです。
わたしもパーソナルトレーナーという仕事をしたから、姿勢の神経系のメカニズムについて知識を得たから、わかったことなので、ほとんどのひとが知らないことですよね。
立っている姿勢を修正して、あなたに合ったからだのラインにすれば、脳は無意識に良い姿勢を作り出してくれます。
この話は、わたしは自分のからだで何度もトライして、どんな感覚だと立っている姿勢を学習しやすいのかを実体験によってわかってきました。
立っている姿勢を脳と神経系にまかせるにはどうすればいいのか?
立っている姿勢をからだのパーツである構造で見てみましょう。
上から順番に、
- 頭部
- 胸郭
- 肋骨
- 骨盤
- 股関節
- 足首
- 足の裏
これらのパーツは、骨と筋肉、内蔵される臓器があるので、重さがあります。
重さは、物理学の用語でいうと、質量(しつりょう)といいますが、この質量がある各パーツを立っている姿勢では、
一直線にして、あなたがほとんど質量を感じないところにすることです。
立っている姿勢のコントロール;頭部
頭部は二足直立立位を獲得したひとは、立っている姿勢では一番上に位置しています。
ひとのからだの全体像を見てもらうとよくわかりますが、頭部は円型で体積があり、足の裏や足首のサイズからすると、かなり大きいです。
胸郭は、鎖骨た胸骨などのゴツゴツしたこれぞ骨って感じの骨らしき骨があって、骨が安定しているパーツの上に頭部があります。
頭部は、ご存知のとおり、あなたが生きていくために必要な感覚を得るための感覚器がたくさんついています。
- 目=視覚神経、眼球、網膜
- 耳=聴覚神経、内耳、耳石、三半規管
- 鼻=嗅覚神経
- 口=味覚神経、発話
などです。頭部を使って感覚器から外界の状況の情報を得て、それが神経系の伝達されて、脳の各部位に作用するために、
脳と頭部は同じ高さにあります。
たとえば、足の筋肉だと脊髄の下の方まで下りていき、腰髄にまで運動神経は伝達しないといけないので、少しは時間がかかります。
それと比べると、頭部の神経系は脳と目などの感覚器はそのままのラインでつながっているのは、それだけ感覚器で得たときにすぐに脳が知覚し、処理するための構造となっているのです。
胸郭と頭部の間は、頚椎(けいつい)という柔軟な背骨がついています。
頚椎は7つあって、一番上の頚椎1番という脊柱は、頭部の後頭骨(こうとうこつ)とほぼ同じリズムで動きます。
立っている姿勢のコントロール;胸郭
胸郭は、鎖骨、胸郭、肋骨で骨の構成があるパーツです。
胸郭の中にある臓器は、肺と心臓。
肺と心臓は生命システムの主体となる臓器ですので、守る必要がありますから、胸郭は骨のつくりとしては、
頑丈で、かつ柔軟な状態にできています。
胸郭は関節をもつのが、脊柱の胸椎(きょうつい)で、胸椎は自律神経の神経系が一時停止する節という部分があるので、胸郭が適切なポジションにあることは、自律神経系の調整にもかかわります。
立っている姿勢をコントロールするために、わたしは胸郭についている筋肉を入念に感覚を入れて、脳からの神経系の感覚運動を出力させて、促通(そくつう)させて、運動しやすくさせます。
立っている姿勢のコントロール;肋骨
胸郭の一部に肋骨が鳥かごのように下側が広がってるのですが、下側の肋骨は浮遊肋骨といって、触れてみるとわかるのですが、まったく硬くなく、押しただけで折れてしまいそうな柔らかさです。
どれだけ筋トレをしているラグビーのトップアスリートでもくしゃみをしたら骨折してしまうぐらいもろいのが肋骨です。
この柔らかな下側の肋骨は、弾力性があるので、肋骨の上についている筋肉が収縮すると肋骨は短くなったり、伸びたりできるのです。
よって、肋骨のついている筋肉を収縮させるような運動の感覚を入れてあげないと、肋骨の下側は広がってしまって、全身の運動の連鎖が作れなくなるという機能低下になってしまいます。
【分類】
肋骨は、大きく真肋(しんろく)と仮肋(かろく)の2つに分類できる。
■真肋
真肋は、第1肋骨から第7肋骨までの7対あり、第1対から第7対へ向けて徐々に長くなりながら徐々に細くなる。前端は肋軟骨を介して胸骨と結合している。真肋は胸郭を支え、胸郭に柔軟性を与えている。
■仮肋
仮肋は、第8対から第12対の5対あり、第8肋骨から第10肋骨の肋軟骨はすぐ上位の肋軟骨に結合し、胸骨との結合は間接的になる。第11肋骨と第12肋骨は浮肋(ふろく)と呼ばれ、胸椎の椎体とのみ連結し、肋骨の前方部分が浮遊したようになっている。第10肋骨も浮遊することもある。仮肋は胸郭に柔軟性を与える。
【肋骨周囲の解剖生理】
肋骨の内側には肋骨溝と呼ばれる溝があり、その中を肋間神経・肋間動脈・肋間静脈が走っている。また、肋骨と肋骨の間を肋骨隙といい、内外肋間筋が張っている。内外肋間筋は呼吸筋として働き、吸気時は外肋間筋が肋骨を引き上げて胸郭を広げ、呼気時は内肋間筋が肋骨を下げて胸郭を狭める。
浮遊肋骨に付着する筋肉は、
- 広背筋
- 外腹斜筋
- 腰方形筋
- 脊柱起立筋
あと浮遊肋骨ではないですが、上の方の肋骨と肩甲骨の内側についている前鋸筋という筋肉も立っている姿勢を促通するには必須の筋肉です。
前鋸筋;ぜんきょきん
胸部の筋肉のうち、胸郭外側面にある胸腕筋のうちの一つ。肋骨(第1~第9)腱弓を起始とし、肩甲骨と胸郭との間を後上方に走りながら、肩甲骨に停止する。
肩甲骨を前外方に引き、肩甲骨が固定されていると肋骨を引き上げる作用がある。
前鋸筋;wikipedia参照
立っている姿勢のコントロール;骨盤
骨盤は、お腹の筋肉の中で表層にあるコアコントロールに関わるインナーマッスルがおへそで中心をもち安定するための受け皿となる骨です。
骨盤がゆがむという表現を聞いたことがあると思いますが、骨盤はコアコントロールに関係するので、骨盤のポジションが悪くなると、全身に影響が出ます。
その理由は、コアコントロールがバランスが取れなくなり、コアの筋肉のトーンが弱くなって、重心を感じながら日常動作することが難しくなるからです。
ちなみの骨盤のゆがみというのは、二つのパターンがあります。
ポイント
骨盤のゆがみとは?
- 骨盤の全体が左右の傾いたり(傾斜)、ねじれ(回旋)たりして、股関節や腰椎(ようつい)の関節でゆがみが出る。
- 骨盤の骨である腸骨(ちょうこつ)と仙骨の間の仙腸関節(せんちょうかんせつ)でゆがみが出る。
立っている姿勢では、骨盤のアンバランスは致命的なからだの安定性を失います。
骨盤を整骨やカイロなどで関節に強い圧をかけて矯正しても、一過性の修正になり、すぐに元に戻ります。
骨盤のバランスをよくするには、骨盤についている筋肉のアライメントを皮膚や筋肉のセンサーに運動感覚を入れて、感覚神経を促通し、脊髄から脳に伝えていき、脳の小脳という運動学習する細胞が集まってる部位から骨盤をコントロールさせる出力させることが必要です。
特に骨盤についているのは、コアコントロールを担当する腹筋で、その中でもインナーマッスルというコアなので、なおさら脳から下りてきた出力によってコントロールされます。
骨盤についている筋肉を触れて運動を入れていきます。触れる感覚で脳に気づかせるように運動を繰り返し、柔らかくなる反応をまって、運動をいれます。重力に向かって引き上げるようにして筋肉を空間でコントロールさせると、脳の中の小脳脊髄路という神経系の経路が促通されて、骨盤のコアコントロールが得ることができます。
骨盤につく筋肉は、脳と直接つながっている脳幹で制御されているので、神経系に運動感覚を入力(インプット)して立っている姿勢がまっすぐに改善します。
筋肉はα運動ニューロンと運動神経終末での働きが増大するか減少し、調整のよい状態とよくない状態の複雑な組み合わせを招く。過緊張の筋が短縮位で不活動になっている部位では、拘縮(こうしゅく)の可能性が筋萎縮、筋節の減少、アクチンとミオシンの架橋の解離、結合組織の蓄積に発展。
立っている姿勢のコントロール;股関節
骨盤と連結する関節が股関節です。骨盤の運動で前傾と後傾がありますが、骨盤が運動しているのではなくて、股関節と腰椎の関節が連動して運動しています。
骨盤がコアコントロールが機能し、重力下で空間でキープできているなら、股関節の運動性が制限することはあまりないですが、骨盤のコアコントロールが弱いと、股関節の運動性が低下します。
立っている姿勢を改善するには、股関節の運動性を脳に伝えているのかが大きなポイントです。
骨盤のコアコントロールが原因で股関節も運動性が脳に入力されなくなるのが多いですが、骨盤のコアコントロールを作りながら、股関節の運動性を作る実践を持続することです。
立っている姿勢で、股関節に運動性を予期させる感覚を与えるには、骨盤が重力方向に滞空(たいくう)しておく準備が必要です。
滞空;たいくう
重力の方向に三次元または四次元の方向にすべての作用が起こった状態で空間にコントロールされ続けること。
骨盤においては、コアコントロールを促通することで、滞空が実現し、股関節に運動性が出る。
滞空は、Placing(プレーシング)といい、Placeは空間という意味でその現在進行形になる。
立っている姿勢をコントロールし、股関節に与える運動性は、
- 屈曲
- 伸展
- 外旋(がいせん)
- 内旋(ないせん)
この4つの股関節の運動性は、骨盤にコアコントロールを高めておいて、滞空した状態で股関節につく、筋肉にモールドして、運動性を感覚で与えながら、4つの運動性が生まれるような運動感覚を入れます。
- 内転
- 外転
この2つの運動性も絶対に必要ですが、立っている姿勢での運動性を高める促通のアプローチは、
骨盤に触れて、骨盤をラテラル(側方)への運動性を与えることで、股関節の内転、外転の運動性が生まれます。
内転と外転の股関節の運動性は、歩行する際に股関節に必要な運動の要素です。
そのための準備としても、股関節の内転と外転は絶対に必要です。
女性の多くのケースでは、股関節が内転に入っている状態がよくあり、この多くは、骨盤が滞空できないというコアコントロールの弱さから来ています。
立っている姿勢では、ひとだけが行なえる歩行という移動行為が適切な運動性で実現できる準備になるのです。
ポイント
歩行の運動性とは?
- 前遊脚期
- 遊脚中期
- 遊脚後期
- 立脚前期
- 立脚中期
- 立脚後期
という6つの歩行のフレーズが歩行の筋電図などの研究によってわかっています。
立っている姿勢のコントロール;足首
立っている姿勢をコントロールさせるには、足首の運動性と安定性はとても重要です。
歩行のフレーズでもありますが、かかとから接地して、小指側(小趾球)と親指側(拇指球)に重心が流れていくという足首の三次元的な運動が起こるはずですが、ほとんどの女性はこの運動が起こっていません。
足首の運動性は、
- 底屈
- 背屈
- 内転
- 外転
- 内反
- 外反
という要素です。
適切な歩行フレーズがあれば、足首の運動は移動行為をしているだけで実現でき、そのときに起こる足首の運動は感覚神経に感覚として伝達され、脊髄と脳に伝わり、足首の運動が失われることはありません。
でも、多くの女性は足首の運動が失われています。
その理由は、前述していますが、骨盤が滞空されるだけの脳がコアの筋肉に下ろしてくるトーンが弱いがために、股関節の運動性が出なくて、足首に重心がのっていなからです。
立っている姿勢で行えるのは、胸郭や骨盤を触れて、そこを感覚入力のキーポイントにして、脊髄と脳に神経系の信号を送り続けながら、前後左右の体重移動を繰り返します。
胸郭と骨盤のキーポイントは、途切れることなく、真上の方向に引き上げて滞空させるコントロールか、真上を想定した真下の方向に対する安定性を作る圧縮という運動を入れて、足首の上でからだが伸展する姿勢をコントロールすることで足首の運動が生まれます。
立っている姿勢のコントロール;足の裏
足の裏を使えるようにするには、足首の運動性と安定性が必須です。
足首の裏は立っている姿勢をコントロールするためには、
- 適切な土踏まずのアーチ
- かかとの皮膚の柔らかさ
- 中足骨(ちゅうそくこつ)の運動性
- 小趾外転筋(外反の運動性)の促通
- 拇指球のMP関節の運動性
が必要です。
これまでの生きてきて時間で、立っている姿勢でコアコントロールが弱くなってきていると、足の裏はとても見てられない形になっているケースが多くあります。
指先が丸くなっているとか。足の甲が高く(ハイアーチ)、中足骨に運動性がほとんどなかったり、足の裏への脳からのトーンは出力されていないとアーチがなくて、扁平足(へんぺいそく)だったりして、とても立っている姿勢を保てない状態があります。
立っている姿勢で繰り返し、前後左右の体重移動を行なってもなかなか足の裏が変化しないときは、座った姿勢にして、骨盤の運動性を何度か与えて、骨盤のコアコントロールを高めたあとに、足の裏に直接触れて、アライメントと修正するというアプローチを行なうこともあります。
立っている姿勢で必要な各パーツの構造を整えたら、からだがひとつになった感覚になる
あなた自身でできるのは、上記に挙げた立っている姿勢のからだの各パーツをひとつひとつ意識を入れてみて、
そのパーツをアップしたり、ダウンしたりしてみてください。
各パーツの細かいところまではわかりにくいですが、だいたいでいいです。
特に意識がわかりにくいところには、アップとダウンも入れないようにして、そのままの静止した状態にして意識をするようにしましょう。
だんだん、各パーツの筋肉にある感覚神経に意識というエネルギーがプラスされて、だんだんわかってきます。
意識については、脳の一番早くスイッチが入るとされる潜在意識からの信号を拒否するとその瞬間に自由意志というあなたが主体的になれて人生を自分の思うように描いていける脳の意識について書いた記事の[女性の美の脳科学]自由意志で生きた人の実体験で未来の時間空間をシンクロさせる。があります。自由意志は意識の脳の神経系の根源になりますので、ぜひ読んでおいてくださいね。
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[女性の美の脳科学]自由意志で生きた人の実体験で未来の時間空間をシンクロさせる。
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あと潜在意識について書いた記事も紹介しておきますので、時間があるときに読んでみてくださいね。
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女性の潜在意識は原意識にあった!潜在意識が女性の幸せをジャッジメントする。
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そして各パーツがわかってくると、それらを意識によって、一番軽いボディラインを探して、その位置でコントロールするようにしましょう。
コントロールという感覚は、新しいところにからだの各パーツをもってきて、そこで20秒ほどその位置でその感覚のままキープする感覚です。
まとめ;姿勢が悪くなるのは、日常動作の立っている姿勢から
立っている姿勢には、
- 頭部
- 胸郭
- 肋骨
- 骨盤
- 股関節
- 足首
- 足の裏
これらが立っている姿勢を適切なポジションでコントロールするための材料です。
材料は運動の要素といったり、解剖学的な要素ともいいます。
これらが、重力の中に滞空できていないから、コアコントロールが弱くなります。
その結果、立っている姿勢から姿勢を変換するときの日常動作で、姿勢が大きく崩れてしまって、それが不適切なアライメントとして、脳が運動学習してしまいます。
脳の頭頂連合野という脳でからだの状態をまとめている細胞が、身体図式(ボディスキーマ)で、
姿勢の悪いからだの感覚を学習しているのです。
立っている姿勢を脳に適切なボディラインにするアプローチをしないと、ずっと悪い姿勢のまま生きていくことになり、
あなたの脳から悪い姿勢のイメージが取れなくなってしまいます。
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