[脳腸相関]女性の腸と自律神経のリズムで脳と切り離して自己イメージを良くする

あなたの悩みはこれですね。
便秘が慢性的に抱えていると、お腹が重くなり、からだを動かすのもだるくなります。

わたしも長期間便秘をした経験がありますが、毎日が憂鬱な気分で、小さな出来事でもイライラしてました。
自分の体内の状態のシンドさは誰に話すことができないので、自分一人で抱えるしかなく、生きてる心地がしない感覚でした。

この記事では、脳科学と腸内細菌を独学で調べたので、あなたの便秘が改善されるように意識改革から取り組んでいきます。

脳腸相関と言われる脳と腸の直接的な関係があることが研究でわかってきました。

あなたが抱えている腸の弱さは、脳からきているのです。
逆にあなたの脳に抱えているのは、腸の状態からきていると考えられます。

これまで生きてきて作っている自己イメージの喪失から腸にストレスを与えていると想定できますし、あなたが他者に対して描く理想的な関係性があってそれができないからストレスになっているとも想定できる。

この記事では、腸と脳のつながりについて考えていき、あなたのお腹の違和感を改善していきましょう。

考えてもらいたいキーワードとして、

脳、腸、脳と腸の関係、ストレス、自己イメージ
です。

この記事を読んでわかること

脳腸相関を女性が知ると腸の意識が変わり、心が安定する

女性が脳腸相関を知ると腸の意識が変わり心が安定します。
心に弱さなどの問題を抱えると、心は宇宙のような構造をしているので、もはや永遠に問題が解決しなくなり、人生が幸福でない時間が長く続きます。

あなたは心の安定が欲しいと思っていて、心の問題が腸の関係しているというのを感覚的に知っています。
でも、脳腸相関で自分自身の見方が変わると心とからだを分けて考えていけるようになります。

心を自由にさせられると、心を支配する自分自身の理想と現実がなくなり、心が安定します。

脳腸相関は、心である脳と腸の相関されている科学です。

脳腸相関を分かりやすくするには、脳と腸がつながり合うには運動が必要です。
脳と腸は小さな運動を起こせる細胞が集まってできています。
脳と腸は、それぞれが中枢（ちゅうすう）の構造。

脳腸相関＝脳と腸はそれぞれメインサーバー

小さな運動では、中枢同士がつながり合うタイミングがわからなくなるので、より強い運動を起こしてお互いに伝達し合います。

より強い運動を起こしてくれるのがストレスなのです。

脳ー腸ーストレス。
これらが人生を幸福にもでき、愚痴や不満しか生まない現実にもできます。

あなたは脳についてもそれほど知らないし、腸についても知りません。
ストレスに関しては、「自分はストレスなく生きているから関係ないわ」と自分は心は健康的だと言いたくなる女性がたくさんいます。

最初にストレスについて基本的な考え方を知っててもらいます。
仕事をしても、自分以外の人と接していてもすべてがストレスとなります。
ストレスがないと人は生きることができません。

刺激により引起される非特異的な生体反応。生体に加わる力をストレッサー，それによって起る生体の反応をストレスという。 1938年にストレス理論を提示したカナダの生化学者，H.セリエによると，「ストレスとは，どんな質問に対しても答えようとする身体の反応」である。この理論は，寒冷，暑熱，放射線などの物理的刺激，ホルマリン，毒物，酸素不足，栄養障害のような化学的刺激，あるいは身体的拘束や感染のような生物的刺激，怒り，不安，焦燥などの心理的要因その他，どのような刺激に対しても，身体はすべて同質の生体反応を示すというものである。
ストレス｜コトバンク

脳腸相関はストレスを介する刺激によって成り立つ関係です。
ただ、ストレスには二つあり、自己成長を高めるものと、自己否定するものがあります。

脳腸相関を考えるうえで、ストレスが二つあるのを理解するためにわたしが書いた記事が女性のストレスのかけ方で老化を予防できる！コルチゾールとDHEAのバランス改善があります。また見ておいてくださいね。

その一つに、DHEAという男性ホルモンとの関連性があると医学的に言われています。

DHEAとは？

デヒドロエピアンドロステロン（Dehydroepiandrosterone、略称 DHEA）とは、副腎や性腺で産生される男性ホルモンの一種である。 アンドロゲン（男性ホルモン）活性としてはテストステロンの約5%である。 成人女性においては、アンドロステンジオンとともに主要なアンドロゲンとして重要である。

wikipedia；デヒドロエピアンドロステロン(DHEA）

女性が老化をするとストレスに対する耐久性が低下します。
ここで大切な話は、年齢とともに老化するのは必然なのですが、ストレスが環境において強くあるなら、それだけストレスの耐久性が弱くなります。
女性の年齢という身体の要因と環境の要因の両方の要素によって体内の老化が進むと考えるようにしてくださいね。

ストレス耐久性＝女性の年齢的なもの＝環境におけるストレスの高さ

このDHEAは、アンドロゲン（男性ホルモン）作用を示す物質で、副腎皮質で作られるホルモンの元になっているステロイドです。

特に、コルチゾール（グルココルチコイド）とこのDHEAの血液内の濃度のバランスが悪くなると、老化が進みます。

女性のストレスのかけ方で老化を予防できる！コルチゾールとDHEAのバランス改善

以前書いた記事ですが、ストレスには、

• 自己成長を高めるストレス＝良いストレス
  
• 自己否定をさせるストレス＝悪いストレス

ストレスはもともと持っている細胞の運動が促進される自己内で吸収する刺激です。

ストレスがかかると、脳と腸はストレスを吸収するためによい強い運動を起こして、化学反応をさせるわけです。
化学反応というのは、細胞が生きていくために構造的にもつ破壊と再生。
化学反応があなた自身の今を作り、世界のとらえ方を変えて人生をプログラムします。

脳腸相関はストレスを介して心を安定させてくれます。

良いストレスを継続し、悪いストレスはすぐにでもストップさせます。
これが脳腸相関のシンクロを適切なものにできるのです。

脳腸相関が心を安定させるのは、良いストレスを自分で与えて、腸を活動的にします。
脳だけがストレスに反応するのではなくて、腸も独立してストレスに反応します。

そこで、腸があなたにとってどんな状態で活かされてるのかを見ていく必要があります。

ストレスが脳にかかるのか腸にかかるのかを識別して感じてみよう

あなたは生活の中でどのようなストレスがありますか？
そして、そのストレスは良いものですか、悪いものですか？

どんなストレスがあるのかを知って、良い悪いの区別をしてみましょう。
さらにストレスが脳にかかるのか、腸にかかるのかを識別するのです。

脳と腸のストレスがかかる受け方が、あなたがストレスを感じやすい部位となるので、そこに意識をつなぎます。
脳で感じるなら、腸の意識に切り替え、腸で感じるなら、腸の意識をよりうまく誘導していきます。

この記事で提案するのは、脳の意識が中心でいる人は腸の意識に切り替えてもらいます。
腸の意識は、脳と違って心を介さないで、直接的身体の知覚につなげるからです。

• リアルに生きている生活環境でストレスがかかったときの脳の反応を観察
  
• 瞑想をして、自己内の意識を高めて、お腹に痛みが出るかどうかを観察

ストレスは、どうしようもないものだと思われがちです。
うつ病に悩むわたしのお客さまは、ストレスに弱く、自分は何をやってもうまくいかないという観念から離れられなくなります。

ストレスは仕方がないと思うのが、脳内の神経伝達物質が不足しうつ病になる原因です。

ストレスを追いかけて、ストレスがあなたにかかっている物理的な力として見ていくとストレスはコントロールできるのです。

あなたに知ってほしいのは、二つ。

• ストレスの対象はどこ、だれ？
  
• ストレスがかかるのは、脳、腸？

脳がストレスを受ける反応

• 呼吸が苦しくなる
  
• 全身の筋肉が緊張する
  
• 末梢の関節である手首、足首がだるくなる。硬くなる
  
• 過去の特定の出来事を何度も思い出す
  
• 声が出にくい、滑舌（かつぜつ）が悪くなる
  
• 手の指先が動きにくくなり、ペットボトルなどの蓋が開けにくくなる

うつ病を発症された方がなかなか改善しないのは、脳内の反応だからです。
脳で受けたストレスは、全身に出てきますので、ストレスでそのような症状が出るという感覚が分かりにくいのです。

腸がストレスを受ける反応

• お腹にガスがたまる
  
• 瞬間的に締め付けられる収縮感
  
• 全身の力が抜ける感覚
  
• 何もしたくなくなる倦怠感

腸がストレスを受けると、ダイレクトにあなたに知らせてくれます。
ストレスは脳と腸は同じだけ受けるのですが、腸を主体にしておくことで、あなたは今の自分の調子を知るメッセージを受け取れます。

良いストレスも悪いストレスも腸に意識を与えておくのが、今の自分を知るのが早くなります。
ストレスのコントロールや、ストレスがあるから方法や選択を変えるにが1日でも早くできる方が、人生の時間が有効に使えます。

腸にストレスを受けて気づきを入れ、腸の意識を良くしてメンタルを鍛える

ストレスが脳か腸のどちらにかかるのかを意識し、ストレスによる腸の痛みの知覚に気づけるとメンタルが鍛えられます。
メンタルが強くなり、良いストレスの場合も腸の痛みがともないますが、痛みを識別できているとそれが自分のためのストレスなんだとわかり、このまま行動を続けるといいとわかります。

腸の意識を良くして、あなたもメンタルを強く鍛えましょう。

• 脳＝出力側メインサーバー＝全身に感覚を送る＝気づきが得られにくい
  
• 腸＝入力側メインサーバー＝腸に知覚が存在＝気づきが得られやすい

脳は全身にネットワークさせるメインサーバーですので、気づきは得られにくいです。
脳は心を置き換えられているとあなたは認識できますので、身体知覚の情報が足りなくなります。

あなたが生きやすくなるには、脳よりも腸の意識を高めたほうが知覚しやすいので、自分の調子が分かりやすいのです。
ほとんどの女性は、不安やこわさを抱え、未来をまっすぐ見ることができず、暗闇の中で生きています。

あなたの未来は他者の誰もが占いのようにシナリオを作ってくれるわけではありません。
あなたが自分の脳、こころ、からだを運動させ、想像力を駆使して、あなただけの未来を描かないといけません。

そこで腸の意識を高めることで、未来が想像しやすくなるのです。
メンタルの強さを発揮できます。

腸があるのは、簡単な医学書を見てもらえるとわかりますし、腸が体内のどこにあるのかはある程度知っていると思います。

だいたいの腸の位置は、おへそを中心にした大きな円を描く間にあります。

まずおへそを手で触れてみましょう。
手が触れる触覚に意識を向けます。
目をつぶって自分の手が触れている部分に意識を集中させると感覚のイメージがしやすいです。
おへその手を離して、さっきまで触れていた手の感覚を思い出すと手がなくてもおへその意識ができやすいです。

お腹の奥に意識を向け、最初は時間を連続させてみます。
お腹に意識が向けられると、腸がグルグルと音がなることがありますが、意識によって自己内でストレスがかかっている証です。

腸の意識をした経験がない人でも簡単に意識ができます。

腸の意識は、おへそを中心にして、上下左右を4つに分けて、それぞれのお腹の部分が温めてあげるような意識をしてみましょう。

温めが終わったら、過去に受けたストレスでトラウマになった出来事を思い出して、腸の痛みを作ります。
トラウマは喜怒哀楽のこころ（脳）の運動で起こる二面性をもった幻想です。

あなたはこれまでの人生でストレスがかかり、腸の運動が強くなり腸が痛くなった知覚で嫌な出来事だととらえた出来事をリセットするための腸への意識を行ないます。

あなたが抱えている悩みや自分自身の嫌な部分を見つけてみましょう。
無意識にストレスを受けている対象を、意識を通じて見つめてみます。

ストレスとなっている出来事を思い出すと、腸がたくさん収縮して痛くなります。
この痛みを脳が痛みをおさえる物質を出していると腸の痛みが感じません。

腸を主体にして、ストレスと腸の反応をあなたが追いかけていきます。
脳の届くまでに腸ですべてを知覚できると、あなたが生きていくうえで、何をしたらいいのかの感覚的な判断となるのです。

トラウマを思い出し、腸の痛みを再現します。
脳腸相関を切り離し、腸が単独で動けるようにしてあげます。

あなたがこれから生きていく方向をいつも選択させられているのが人生の構造です。
会社勤めし、結婚しているとしてもそこですべてが終わったのではありません。

目の前には、あなたの身体が世界をモニターし、あなたの未来ビジョンに合った現実世界なのかを見ています。
あなたの脳（頭）で考えると、知覚が働きにくいので、判断を誤ります。
もしあなたの身体が求める未来ビジョンでないのに違う方向を選んでしまったなら、身体は悲鳴をあげます。

その悲鳴が病気という身体反応です。
病気の中でも、女性がおそれているがんという病気は未来ビジョンが違っているのに選んでしまったなら出てきます。

がんについての記事が女性の体内の慢性炎症反応と関連させて書いたガンなどの病気のほとんどは慢性炎症の発生｜ストレスフリーで慢性炎症撃退です。また見ておいてくださいね。

トラウマを思い出し、腸に痛みを作り、脳から腸を独立させましょう。
そして、トラウマは腸の痛みと痛みのない二面性の自律神経のリズムであるのを知ります。

腸をトラウマで脳に奪われた知覚を取り戻します。
そうすると、生きていくうえで、腸があなたの人生の選択を判断ができます。

脳と同じく外界から受ける環境を腸を直接感じ取ることができます。
腸には、それぐらい脳と同じ作用をもっているのです。

腸を意識すると腸の痛みが過去のトラウマから切り離され、自律神経系がもつ痛みー無痛のリズムに気づけ、痛みがあなたの自己イメージになり、メンタルが強くなります。

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脳腸相関は科学的にわかってきている

腸は胃と同じく、自分の意思で運動できず自律神経のシグナルによって運動を起こす平滑筋（へいかつきん）で作られています。

胃や腸を消化管と呼び、消化・吸収を小腸で行ない、残されたものは便として大腸から肛門に流れて排泄されます。
筋肉のように自分で腕を曲げ伸ばしすることができると、調整しようと思いますが、消化管は意識ではどうにもならないので調整のしようもありません。
そう思うのが必然ですが、わたしは脳腸相関を知って、腸の消化管も運動を促せると考えました。

筋肉と違い運動を起こすのはできないですが、神経系の意識を使ってコントロールすることができます。

この記事で書いてきたように、腸は痛みを発する器官です。
痛みとは、あなたが自己意識をコア（お腹の中心部）にもってくるためのサインです。

筋肉のように動かせませんが、神経系を通じて脳内の意識から腸をコントロールすることはできます。
さまざまな研究によって神経伝達物質で脳と腸がつながりをもつのが脳腸相関なのです。

腸はこれまでどうにもできない臓器と考えられていたので、脳とつながりがあるといえただけでもすごい話です。

わたしはさらに一歩前に仮説を立てて、脳腸相関をアレンジして、脳と腸を切り離して腸を主体にすることを提唱します。

脳腸相関のしくみ

この記事は、脳と腸を切り離し、脳ではなく腸の意識を高めるのが良いという結論で書いています。

脳腸相関は、脳科学の研究からわかってきました。

脳機能は腸の機能に対して、自律神経とホルモンなどの体液の生理活性物質を介して影響をおよぼしています。

腸は脳内の自律神経系で調整されます。
食物が消化管に入ると、副交感神経系が高まると消化吸収が促進されます。

自律神経系はあなたが身体を休ませているときに、消化管は興奮し、アクセルとなります。
覚醒や筋肉などと消化管は自律神経系はまったく逆作用をします。

脳腸相関のうち、脳内から腸へはこの自律神経系に影響されます。
腸だけで独自しているのではなく、消化管に食物が入ると自律神経系に伝達され、消化管全体的に消化吸収を促しますので、外在性神経になります。

わたしが考える腸の独立理論は、自律神経系でコントロールする外在性神経ではなく、腸にある内在性神経に脳内を意識をつなぐことです。

外在性神経には、脳内から脊髄を介して神経線維があります。
交感神経性線維と副交感神経性線維があり、遠心性線維（下り）と求心性線維（上り）が走っています。

腸を脳内でコントロールする外在性神経

遠心性線維（下り）

交感神経は、脊髄から交感神経節でアセチルコリンを放出するニューロンが終わり、シナプスを変えます。
シナプスを変えた後のニューロンを節後線維といいます。
その節後線維は、筋層間神経叢に終わり、ノルアドレナリンを放出し、腸の運動を抑制します。

副交感神経は、頭仙系といわれ、二つの経路があります。
頭（脳）から出るのが迷走神経。迷走神経は、「迷って入り」、胸部や腹部の内臓に接続します。
二つ目は、脊髄の仙骨部分である仙髄から出る骨盤内臓神経です。
副交感神経の節前線維は、筋層間神経叢に終わり、アセチルコリンを放出し、腸の運動を引き起こします。

求心性線維（上り）＝二つあります

脊髄神経の感覚ニューロンと迷走神経

脊髄神経の感覚ニューロンなのですが、この神経は交感神経の中を走り、途中から遠心性線維とは分かれて脊髄後根を経由し、脊髄の後角に存在する内臓感覚ニューロンに信号を伝えます。
その神経線維を軸索というのですが、それが対側の経路（脊髄視床路、脊髄網様体路）を上行して脳に到達します。

迷走神経の経路の90%は求心性線維（上り）で、残る10％が、脳から下り、内臓を支配する遠心性線維です。
なので迷走神経の主な役割は、内臓を支配するよりも内臓の信号を脳に伝えることにあります。

このように脳の機能が腸の機能に対して、また腸機能から脳機能に影響をおよぼす関係を脳腸相関というのです。

ある課題実験で、IBS（過敏性腸症候群）を抱える人に暗記ストレスを与えたとき、大腸の運動に脳波が同じように応じた結果が出ました。
腸と脳の間には、自律神経の回路があるので、IBSで見られるストレス反応は自律神経の回路に反応しているのがわかるところからも脳腸相関があるといえます。

脳のストレス→脳の興奮→脳波の変化

脳にストレスが負荷としてかかると、脳波に変化が出ます。
そこから脳が興奮し、脳から出ていく遠心性線維の主に副交感神経の線維を刺激します。

副交感神経の線維は、主に大腸で筋層間神経叢を刺激し、そこから出る運動ニューロンはアセチルコリンを放出し、大腸運動を高めます。

脳腸相関は、脳にストレスがかかると副交感神経の遠心性線維を通じて大腸の運動の変化です。

そこを発展し、腸のストレスをかけて、副交感神経の求心性線維である迷走神経を通じて筋層間神経叢そのものを知覚できると考えます。
腸は腸で知覚できる腸管神経叢があるので、そこだけを意識しセンスを磨いていくのが、わたしが考える腸から知覚する自己イメージにします。

腸の知覚を磨きたい女性は、トレーナーtakのパーソナルトレーニングを受けてみてくださいね。
連絡をお待ちしています。

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消化性機能低下疾患は腸と脳との関連が強くなったために起こる

胃腸の調子が悪く、下痢や便秘、お腹にガスがたまるなどの症状をたくさんの人が抱えています。
内科に受診しても異常がない検査結果も多く、整腸剤で済まされますが、治らない方も多いです。

IBS（過敏性腸症候群）は、脳腸相関でもっとも研究されている病状です。
IBSは、男性より女性に多く、世界中で約20％の人がIBSの症状で日常生活に支障が出ていてストレスを抱えています。

IBSについては、腸が過敏ですぐにお腹が痛くなる女性に腸の働きを良くして改善するという記事に書きましたので、ぜひ読んでみてくださいね。

IBS以外にも、

• • 胸焼け
    
  • 胃もたれ
    
  • 膨満感
    
  • 腹痛
    
  • 上腹部痛

で病気が見つからないのなら、消化管の機能が異常をもつ状態といえます。
消化管の異常は、医学的に「機能性消化管疾患（機能性ディスペプシア）」といわれ、今のところ改善する治療が見つかっていません。

IBSを抱える人が世界的に増えたので、消化管だけの問題ではないと医学でも考えるようになりました。

脳腸相関＝仕事や人間関係のストレス、生活習慣の乱れ、神経活動の興奮と抑制、消化管の機能低下

IBSの腸と脳を研究した医学者は、

• 腸内フローラの異常
  
• 短鎖脂肪酸などの腸内環境の異常

だとわかり、これらの状態で腸から脳への伝達が適切に行なわれていないのです。

そこから消化管の内腔（ないくう）の粘膜細胞に刺激がプラスされると、迷走神経下神経節を介して延髄弧束核（こそくかく）に伝達し、腸管から感覚神経系では、脊髄後根神経節を介して視床や皮質に伝達します。

腸が過敏に運動が起こると、内臓知覚過敏になって、痛みを感じるレベルが低くなります。
消化管の内腔の内在性内臓知覚神経が反応していると考えられます。

この内在性知覚神経には、セロトニン3受容体（5-HT3受容体）が関与しています。

脳腸相関がわかり、腸はセカンドブレインといわれる

わたしは、脳腸相関を知って、腸を主体に生きることができないものかと考えるようになりました。
腸だけを取り出して、脳に任せないで、腸の知覚情報で自己を感じられると、脳にいちいち問いかけないで生きていけます。

脳はメインサーバーで、身体内のあらゆる情報を得ているので、情報の選択肢がとても時間がかかりますし、あなたが自分で気づくにも複雑すぎます。

前述したように、腸の意識を実践し、腸を脳内の意識からつなぎ、痛みか無痛かで良いものなのか、悪いものなのかを知ることができます。

そこに関与しているのが、腸管神経とセロトニンの関係性です。

セロトニンと腸管神経の関係性の理論は、1965年にアメリカコロンビア大学医学部解剖・細胞生物学学科長であったD・ガーション教授。
ガーション教授は、「セロトニンという物質が腸管神経の伝達物質だ」と仮説を立てたのです。

腸への意識は、ガーション教授が証明した腸管にセロトニンが分泌されるためにあなたの人生を変えてくれる実践です。

セロトニンは脳内の弧束核で産生、分泌されるのが脳科学でわかっている理論ですが、脳を通さなくても、腸の意識によってセロトニンを分泌を促せます。

腸の意識でセロトニンを促せると、腸から皮膚や筋肉で知覚できる気持ちいい、気持ち良くないのシグナルであなたの今目の前の選択に答えを与えることができるのです。

まとめ；脳腸相関を活かして心を安定させよう

これまで脳と腸は人が生きることに何か影響を与えるとは考えられていませんでした。

脳科学の研究が進み、人は脳が思考や行動を起こすと脳画像機器の発展で目で見えるようになりました。

腸は消化管として自律神経が自律的に無意識に反応すると思われるぐらいで、食べるものでお腹を壊したり、お通じが良かったりするだろうと思われていましたが、腸にも目に見える検査ができ、脳にストレスがかかると、腸にもストレスがかかる真実が見えてきました。

脳と腸が関係し合う体内のメカニズムを脳腸相関といいます。

わたしは脳腸相関を発展させ、腸を脳から切り離して知覚を得ることができると考えたのです。

そのために、おへそを中心とした4つに区分し、温かく感じるところに意識をさせます。
4つのうちの１つの部分に意識を繰り返していくと、ある知覚に出会います。

痛みー無痛のリズムです。

痛みー無痛のリズムはあなたの身体を自己イメージさせるための生きる目的に必要な知覚。
ただそこに過去のトラウマが喜怒哀楽の出来事と痛みが結びついているため、痛みはあなたの弱さとなっていったのです。

喜怒哀楽につながってしまった腸の痛みをストップさせるために腸に意識を強める実践をします。
そうすると、腸の痛みは自律神経系のリズムで起こっているのがわかり、痛みー無痛のリズムに合わせると、生きていく上で目の前にいつもある選択肢を適切な方向に導けるようになるのです。

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