このようなお悩みをこの記事では解説します。
わたしは大阪で女性限定で自宅出張スタイルで、ホルモンバランスを調整するハンドリングで、女性の体調を整えるパーソナルトレーニングを実施していますtakです。
これまでのわたしのパーソナルトレーナー21年の経歴のあいだに不妊症の女性120人に、パーソナルトレーニングでホルモンバランスを確認して、運動や食事、睡眠法を提案し、妊娠させる成果を出してきました。
そこでわかってきたのは、不妊症の女性に効果的なのは、亜鉛の摂取。
亜鉛というのは、乳児期に欠かせなかった母乳に含まれてるミネラルです。
この世に誕生してすぐに母親と赤ちゃんが亜鉛というミネラルでつながり、この世を健全なからだで生きていける宣言をしたのは、ミネラルの亜鉛つながりだったのです。
その亜鉛の摂取が不妊症に効果的だとわたしなりに経験したものをこの記事で書いていきます。
この記事を読むと、不妊治療をスタートする前に、亜鉛を多く含む食物を食べると2回の不妊治療で妊娠できる内容を書いています。
不妊症の女性の血液内の亜鉛が少ないといったデータがあります。
亜鉛は子宮内膜に着床して受精卵が育つまでに絶対に必要な栄養成分。
妊娠できるかだけでなく、出産までの胎児期に母胎から脳や神経、筋肉を健全にするために妊娠しない女性よりも約4倍近い量がいるとされています。
不妊治療をスタートさせる前に、亜鉛を多く含む食物を週4回以上食べると卵巣機能が良くなり、妊娠しやすくなります。
不妊治療をはじめる前に、卵巣機能を高めるための生活習慣を改善しておかないと、不妊治療が長期化してしまいます。
不妊治療には保険適応外の扱いなので、経済的に負担がかかってきますので、亜鉛の摂取は必須です。
妊娠がなかなかできず、婦人科で調べても卵巣機能に問題がなく、男性の精子も健康体なのに妊娠できない女性に読んでもらいたい記事です。
この記事を読んでわかること
- 不妊治療をはじめる3ヶ月前に亜鉛を多く含む食物を食べると卵巣機能が良くなり妊娠しやすくなる
- 不妊症の女性の血液内の亜鉛の濃度を調べると低い数値が出ている
- 亜鉛を含む食物でおかずを取り入れるのは手間がかかるなら、玄米食を取り入れやすい
不妊治療を受ける女性の血液内の亜鉛が少ない。亜鉛を多く含む食物が必要
妊娠できるには、生まれ育った環境から今にいたるまで、栄養成分が適切に摂取によって、卵巣と子宮が健全であることです。
妊娠が実現するには、卵巣と子宮にたくさんの血液量が供給されている状態を初潮を迎える時期から準備が必要です。
不妊治療を受ける女性の血液内の亜鉛濃度を調べると低い数値が出ており、セックスをしているのになかなか妊娠できないのは、栄養成分である亜鉛が不妊治療で効果が出ない事に、何らかの関わりがあるのがわかってきました。
これまでに生きてきた家庭環境の食事習慣の中で、亜鉛の摂取が不足していたためです。
亜鉛を含む食物には、何があるのかを知りたい人は、不足しやすい亜鉛の食物の含有量|手軽な亜鉛豊富のお料理は温かいお蕎麦の記事で書いています。また見ておいてください。
上記の参考論文にも書いてありますが、ラットによる研究の結果になりますが、亜鉛不足だと性腺刺激ホルモンの分泌がうまくいかないとされています。
- 下垂体の性腺刺激ホルモン放出障害
- 月経周期の異常や無月経
- 卵胞の発達障害
下垂体の性腺刺激ホルモン放出障害
亜鉛不足が続くと、下垂体の前葉から分泌される性線刺激ホルモン放出障害が起こり、卵巣機能が低下し、子宮内膜が遅く、不妊状態になります。
妊娠するには、卵巣と子宮が機能しておかないといけませんので、性線刺激ホルモン放出ができないのは、不妊の原因です。
卵巣機能を高める女性ホルモン(エストロゲン)は性線刺激ホルモン放出のメッセージを受けて作られます。
性線刺激ホルモン放出を卵巣が受け、卵巣でエストロゲンが卵子を作ります。
膣から精子が入って、うまく卵子と結合できると、卵巣を飛び出し、卵管を通り子宮内膜に運ばれます。
受精卵が着床(ちゃくしょう)できるための子宮内膜が作られる必要がありますが、亜鉛不足だと妊娠に十分な厚さに子宮内膜できません。
亜鉛不足によって不妊となるのは、卵巣で機能低下を起こして卵子が産生されないか、受精卵ができても、子宮内膜が準備されず、着床しないかです。
これらの機能を亜鉛は妊娠のために準備してくれています。
月経周期の異常や無月経
亜鉛不足が長く続くと、下垂体前葉から女性ホルモンを分泌するメッセージが卵巣に送られないので、月経周期も乱れます。
月経周期とは、3つのフレーズがあり、卵胞期、排卵期、黄体期と言われ、女性ホルモンの低下によって月経はあるのに排卵がなかったり、月経自体もない無月経だったりします。
月経周期を詳しく知りたい人は、ホルモンが変化する月経周期を見直して1ヶ月快適に過ごせる時間の作り方の記事に書いています。また見ておいてください。
女性は初めて月経がくるのは、平均で12〜13歳と言われています。
初潮は女性にとって驚きのからだの変化ですが、何のために初潮が起こるのかというと、将来妊娠をして子どもを産むためです。
初潮くるまでの栄養状態も大切ですが、月経周期ができていく過程の栄養成分の摂取も大切です。
結婚して子どもを作る時期まで月経周期が乱れたとしても、そういう体質だと思うぐらいで気にしないことが多いですが、もうそのときから亜不足の症状が出ていたんですね。
卵胞の発達障害
卵胞とは、卵巣の中の卵子を含む複合体で、排卵で卵巣から卵子が外に出るためには、卵胞が組織として健全であることです。
亜鉛が体内で不足すると、卵胞の組織化が難しくなり、妊娠できない体質になります。
月経がきているので、当たり前に妊娠できると思ってるとそうでない体内状態もあるのです。
黄体期に子宮内膜はできているなら、月経時に出血がありますが、これが排卵ができているとは限りません。
卵胞の組織化ができていないと、卵胞で卵子が未発達となるので、精子が子宮に入ってきても受精卵になることはありません。
不妊治療で効果を出すための亜鉛のからだの機能の役割
あなたが生まれて育ち、初潮を迎え、そこから妊娠するまでの時期は20歳以上から40歳ぐらいまです。
初潮から20年から40年経ってしまっているので、今までの食事習慣が卵巣機能を弱くするなんて気づきませんでしたよね。
卵巣は骨盤内のおへそのやや下に位置し、からだを横からみて、前面と後面を結ぶ中心からやや前の方に存在する臓器です。
食事習慣が適切でなくても、その合図が出てこないので、これまでもわからずに生きてきています。
子どもが欲しい時期がきて、妊娠したいからセックスをしても半年以上妊娠の反応がないとなってはじめて卵巣機能がどうなんだろうと疑問に思います。
厚生省が発表する妊婦の1日の亜鉛摂取量は、妊娠しない女性よりもプラス1mg、推奨する亜鉛量はプラス2mgとしています。
妊婦に必要な亜鉛量が妊娠できる状態の基準量と考えてください。
不妊治療をスタートする前に、食事での亜鉛を多く含む食物を食べ、卵巣機能を高めておけば効果が早く出てきます。
医療的な不妊治療を受けなくても、自然にセックスから妊娠できる女性もいます。
自然に妊娠できるのが、何より1番ですよね。
自然妊娠ができず、不妊治療を行なっとしても、1回から2回以内で妊娠できると精神的な負担も減りますよね。
そのためにも、不妊治療を始める前に、亜鉛不足を補っておくのが良いと思われます。
亜鉛の摂取を増やすと免疫力がつき、風邪を引きにくくなります。不妊治療で妊娠した後の体調管理は子どもを胎児期に育てる上で大切ですので、亜鉛の体内での機能は生きる力|免疫を高めて風邪ひかない体質にできるの記事に亜鉛と免疫力を詳しく書いてますので、読んでおいてください。
不妊治療が長期化するのは、妊娠に活用される卵巣機能を高めずに、ホルモンバランスを調整する治療をすると、妊娠できない結果になるのです。このような人は世の中にとても多く、不妊の原因はそれぞれ個人は少しは知っておきたいです。
不妊治療は1回にかかるコストは大きな額ですので、長期化すると経済面でストレスがかかります。
ストレスがかかると、男性の精巣機能が低下し、女性の卵巣機能も弱くなり、妊娠できる確率がどんどん低くなっていくのです。
亜鉛の体内での機能
遺伝子発現
たんぱく質合成
細胞分裂の促進
亜鉛の体内での機能は、上記の3つが挙げられます。
遺伝子、たんぱく質、細胞分裂の促進もすべて妊娠に関係する要素です。
母胎が遺伝子サイクルを持っておかないと、受精卵が子宮に着床して発達することができません。
妊娠とは、母胎の細胞の運動がそのまま受精卵から胎児に育っていける段階に入ります。
そのためにも、不妊治療に頼りすぎず、まずは自分の体内の潜在力を1番高い状態にしておきましょう。
亜鉛を多く含む食物は脳から分泌される卵巣機能を刺激するホルモンを促進
亜鉛は卵巣を妊娠しやすくするための大切な栄養成分で、卵巣に直接働きかけるだけでなく、脳から分泌される卵巣機能を刺激するホルモンを促進します。
亜鉛に含まれている栄養成分は、体内の細胞を再合成する酵素を活性化し、体内の活性酸素を除去し、細胞分裂から細胞を再合成する DNAの配列を適切にする、などの効果があり、これが卵巣機能を高めてくれます。
- 細胞合成するたんぱく質活性化の酵素を刺激
- 体内の活性酸素を除去してくれる
- 細胞分裂から細胞を再合成する際のDNAの配列を適切する
妊娠に必要な血液内の亜鉛の濃度
妊娠に必要な血液内の亜鉛の濃度は、妊娠できない女性と妊娠できた女性と20ugもの差があります。
不妊治療で妊娠を望まれる女性は、亜鉛が不足して、卵巣と子宮が妊娠できない低い機能だと思って間違いありません。
参考文献:Is a high serum copper concentration a risk factor for implantation failure?|松林秀彦著
https://bmcresnotes.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13104-017-2708-4
血清中濃度
銅(ug/dl)
亜鉛(ug/dl)
銅/亜鉛の比率
非妊娠群
193.2±31.4
75.5±14.1
26.6±0.71
妊娠群
178.1±34.4
90.7±38.8
2.23±0.83
普段の食事で亜鉛が多く含む食物
不妊治療で効果を最短出すには、亜鉛摂取を増やしておくことが大切だと、この記事でみてきました。
普段の食事で亜鉛が多く含む食物には、どのようなものがあるのかをみていきましょう。
- 牡蠣(かき)
- しらす干し
- かつお節
- うなぎ
- 豚肉(肩ロース)
- 鶏肉(もも肉皮付き)
- わかめ
- 青さ
- ひじき
- 切り干し大根
- 枝豆
- たけのこ
- ごぼう
- きなこ
- 納豆
- ごま
- 玄米
このような食物が亜鉛を多く含むものとなっておりますが、食物としてはマイナー路線ではないかと思います。
インスタグラムでも亜鉛を多く含む食品で作られたお料理はさまざまな方が発信されていますので、参考にしてみてください。
https://www.instagram.com/p/B8xtAYtHcYk/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/B9onseIpnkP/?utm_source=ig_web_copy_link
お仕事をされている、小さな子どもがいて子育て中などの環境で生きてると、細かいお料理まで手が出ない現状がありますよね。
なのでオススメなのは、玄米を週3回以上食事に取り入れることです。
亜鉛を多く含む食品をおかずで摂るのは難しい。玄米がオススメ
亜鉛を多く含む食品をおかずで摂るのは実際の生活では難しいと感じますので、手軽なのは主食の白米を玄米に変えることです。
玄米の栄養成分は、玄米と白米の栄養の比較|玄米はトータルで栄養素が豊富に含まれているで書いてあります。
この記事を見てもらえるとわかるのですが、玄米はミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富に含まれています。
亜鉛の含有量は、お茶碗一杯(150mg)で1.2mgで豚肉やうなぎよりも含有量は少ないですが、お米なので主食として毎日摂取できるのはコツコツ摂取できます。
亜鉛の含有量が多いからと言って、お肉やうなぎを食べ過ぎると脂質もからだについてしまうので、不妊治療が成果が出てから脂肪を落とすのは難しいです。
なので、玄米はからだに良い脂質であるオメガ3も豊富に含まれていますので、玄米だけで生きていけるために栄養成分が摂れるのです。
からだに良い脂質をもっと知りたい人は、三大栄養素の脂質の役割はお肌の調子を整える|摂っていい脂質とそうでない脂質の記事を参考にしてください。
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不妊治療に入るまでの3ヶ月は玄米食にし治療に入ると成果が出る
不妊治療に入るまでの3ヶ月を玄米食にして、治療に臨んでください。
男性の精子が不全でなく、原因不明の不妊なら、玄米食にすると、自然のセックスで妊娠できる可能性も高くなります。
不妊治療で成果が出ない女性25人中、玄米食にして自然妊娠したのは、14名でした。
残りの11名は体内受精で2回以内の治療で妊娠できています。
細胞が新陳代謝によって細胞分裂し、また合成されるには2ヶ月必要。
妊活はただ計画的にセックスすることだけではなく、スムーズに妊娠できる体内環境作りの時間も大切です。
まとめ:不妊治療で成果を出すには亜鉛を含む食品を食べよう
不妊治療を選択する女性は、1回の卵胞期に治療しても成果が出ることはほとんどありません。
不妊治療はだいたい半年から1年以上かかり、男性も女性も子どもが欲しいのにできないと自信を失ってしまうなど精神力が必要です。
不妊症は、子どもができない卵子と精子が生まれつきもっているのではなく、育った環境で受けてきた食事習慣からきているので、それなりに時間がかかって不妊症になったのです。
不妊治療を受ける女性の血液内を調べると、亜鉛の成分が低いことがわかっています。
子宮内膜に着床して受精卵が妊娠。そこから受精卵は数々の細胞分裂を繰り返して、一つの胚(はい)になっていきます。
その際に、日常的に生きるときに必要な亜鉛量よりも数倍の亜鉛が必要です。
不妊を抱えたあなたは早く妊娠したいと願ってますが、妊娠だけでなくその後世界と向き合って、世界の運動の一員となれる健全な子どもを生むことまで考えていくのが適切ですよね。
そのためには、亜鉛の摂取を不妊治療を行なう3ヶ月前から始めてください。
血液内の赤血球内のヘモグロビンが生まれ変わるのが3ヶ月ちかくかかります。
食事で亜鉛を摂ってもすぐに卵巣に運ばれても、卵巣の妊娠できる状態にするには、3ヶ月と考えるのがベスト。
亜鉛を含む食品は、下記の通りです。
- 牡蠣(かき)
- しらす干し
- かつお節
- うなぎ
- 豚肉(肩ロース)
- 鶏肉(もも肉皮付き)
- わかめ
- 青さ
- ひじき
- 切り干し大根
- 枝豆
- たけのこ
- ごぼう
- きなこ
- 納豆
- ごま
これらの亜鉛を多く含む食品を不妊治療を始める3ヶ月前からスタートさせましょう。
週4回は亜鉛を多く含む食品を摂らないと体質が変わるほどの変化は出てきません。
亜鉛はミネラルなので、それぞれの食品で微量しか含まれていないので、不妊治療で成果を出すまでに時間がかかります。
時間と忙しい生活で亜鉛を多く含む食品で買い物して調理するのはなかなか難しいと思いますので、オススメなのは主食を玄米食へのシフトです。
玄米に含まれる亜鉛は、1日2回食べるだけで1日に必要とする女性の平均に6mgを摂れます。
不妊治療で成果を出すには、1日8mg以上は摂取したいので、毎日玄米食にし、週2回はおかずで亜鉛を多く含む食品を摂れば、かなり不妊治療で成果を出す卵巣に準備できます。
玄米食なら、簡単に食事に取り入れられますので、ぜひ今からスタートさせましょう。
不妊治療で成果を出すには、3ヶ月前から毎日玄米食にし、週2回亜鉛を多く含む食品を使ったおかずを作り、食べることです。
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この記事のライター
感覚で身体を変化させるスキルを持つパーソナルトレーナーtak
パーソナルトレーナー歴;21年
運動しないで美しくなれる方法を研究
わたしのパーソナルを受けた女性は年齢不詳になると人気が出る
運動しなくても美しさが保てるように、皮膚接触で脳を修正し、免疫、循環から変化させるパーソナルトレーニングを実践。
趣味;読書(哲学書)街をウォーキング、温泉に入る
あなたに出会える日を楽しみにしています。