本記事は、このような疑問に答えます。
本記事の内容;痛みを和らげる方法について
・痛みの95%は病気ではなく脳が作り出した痛覚神経が起こしてるので、言葉による関わり方で脳にプラシーボ効果を作り出す方法
・プラシーボ効果が出たら、次にからだの触覚刺激で感覚をインプットして、脳のセロトニンやオキシトシンを高めて、痛みを和らげる方法
わたしは出張パーソナルトレーニングを行なっています。ジムではなく自宅出張でからだに関わっていきます。ジムだと、不特定多数の他のお客さんがいるので、そんなところでやりたくないっている女性の方やお客さまのご紹介によって、特定の症状がある方に対して、自宅出張で行なっています。
そんなわたしの経験から、痛みを和らげる方法について話をします。
極秘情報!女性の美的は重力で。パーソナルトレーナーが皮ふと筋肉のセンサーを刺激。
症状はさまざまですが、痛みを抱える女性がたくさんいて、病気ではなく、病院でもわからない痛みがあって、痛み止めをもらって様子を見て、という最後は放置されて終わっています。その痛みが完治しないで、たまに出てしまうから、心や自分のからだを心配する女性がたくさんいるんです。
ほとんどの痛みは病気ではなく脳が作り出した痛み。脳をコントロールして痛みを和らげよう。
あなたの痛みはほんとうの痛みではなく、脳が作っている痛みです。
脳に痛みをなくようにコントロールすると、あなたの痛みはすぐに和らげることができます。
脳で痛みはからだとこころの両方を混合させて一つにして、痛みを発生させる神経物質で記憶しているので、それらを抑えられたら、痛みはすっきりと和らげます。
そして、痛みを抱えることが多く、痛みであなたが苦しんでいるのは、痛みはその人の体内で起こることなので、客観的に表現することができず、あなたの苦しみを他者が理解し、共感できないからです。
そんなこともあって、一度痛みを抱えるとなかなか迷路に入ってしまったように抜け出せず、あなたの脳は、痛みについて考えたくないのに考えてしまい、脳は痛みの記憶を強めます。
痛みを抱えたあなたからすると脳で痛みを記憶するなんて言われても、信じられないかもしれませんね。
だって、こんな苦しみと不安は誰にもわかってくれない事と認識していますからね。
脳に適切な痛みを和らげるような関わり方をすると、痛みってほんとうに和らげることができるのです。
生きる時間の質を大きく低下させていく痛みをあなたの脳を使って痛みをコントロールさせていきます。
脳が痛みを作り出すきっかけ
あなたが痛みを抱えたきっかけは、痛みが出た経験が出来事になって、それが因果関係になった瞬間です。
痛みってこわいことだし、これから起きたら不安になるので、また起こりたくないって誰もが思います。
それが痛みを忘れるどころか、こわくて不安な不快な感覚を脳をバッチリと覚えなおしていきます。
これが、痛みが出た経験を出来事というカテゴリーにして記憶しやすくし、それを因果関係にして、『こうしたら、また痛みが起こる」という公式を脳に作っていったからです。
わたしもそんな苦しみの出来事があります。このエピソードは人は他者にあまり言わず隠し持っていることが多いみたいですが、過敏性腸症候群という症状名が付くお腹の痛みです。
わたしはこの症状に長い間苦しみました。わたしの記憶では、小学校のときに、授業中にお腹が痛くなって、トイレに行けないという勝手に作った常識が自分を追い詰めました。
因果関係とは、次のようになります。
学校の授業中=トイレに行けない=トイレに行くとクラスメートにバカにさせる(誤った常識)
これが、過敏性腸症候群を抱える人は、先行して、脳で常識が観念となって、規定されています。問題なのは、トイレに行ってはいけないという禁止事項です。人間ですから調子の悪い日があるのに、それを否定するような常識です。
トイレに行けない(誤った常識)=授業中にお腹が痛くなる=出来事
この痛みは最初は腸の痛みですが、2度目からは腸の痛みではなく、脳が作り出した痛みです。
このふたたび現実となって欲しくないというプレッシャーが、因果関係の結果として、授業中にお腹が痛くなるという出来事が脳に記憶されます。
お腹の痛みが脳で起こり、なってはいけないはずなのに、脳は腸に向かって神経の伝達をして、腸の緊張を強め、なって欲しくないのに、お腹が痛くなるのです。
あなたが抱えている痛みはこうした脳が作っている痛みです。
腰が痛いという症状を持っているなら、腰を痛めたときは腰の筋肉の痛みですが、2度目からは脳は痛みを作り、腰の筋肉に痛みを起こす物質を出します。
あなたのからだの痛みは、脳が作っています。痛みに悩まなくていいんです。
脳が作っている恐怖システムで出てきている偽りの痛みです。だから、偽りを偽りにして、脳に痛くないよって何度も言い聞かせてあげると痛みは和らげることができます。
脳の痛みと病気の痛みの見分け方
すべての痛みを脳で作った偽りだと言っていいの?って不安に思うかもしれません。
すべてが脳からの痛みでないこともあって、ほんとうに病気からくる痛みである場合もあります。
ここで、脳の痛みと病気からの痛みの見分けを話していきます。
病気からくる痛みは内臓からです。内臓の痛みは主に背中から腰にかけて出てきます。
その症状として、痛みの種類と考えられる病気の名前を書いておきます。
- 響くような痛み 肺炎、肺結核
- 背中全体に広がる痛み 気管支炎
- 差し込むような痛み 十二指腸潰瘍
- 体のだるさを伴った痛み 肝炎
- 発熱をともなった痛み 腎盂腎炎、腎結石
- 間欠的な痛み 尿路結石
- 高熱を伴った痛み 卵管炎、子宮外妊娠
- 下腹部全体の重い痛み 子宮内膜症
- 手で握られるような痛み 狭心症、心筋梗塞
- 引き裂かれるような痛み 解離性大動脈瘤、大動脈瘤
- 耐え難い痛み 膵炎、膵臓がん
体の後ろ側の後腹膜(こうふくまく)という部分の臓器に異常があると、背中や腰に痛みがで出やすくなります。
お腹の外側の後腹膜にあるのは、十二指腸や膵臓、腎臓などで、心臓から血液を全身に送る大動脈も背中側を走っていて、ここに異常があると、背中や腰に症状が現れやすいです。
お腹の中で内臓が集まってるのが、腹膜で囲まれた腹腔(ふっくう)というスペースで、ここに胃、肝臓、大腸などの臓器が収まっています。この腹膜の後ろには、十二指腸や膵臓、腎臓などがあります。
内臓の病気である場合の痛みは、お腹というと前面に位置していると思ってください。内臓の病気では、お腹の裏側である背骨とお腹の後腹膜の間ぐらいに、上記にまとめた痛みがあれば、病気の可能性があると疑ってみましょう。
そういうときは、適切な信頼できる医療機関に診てもらうようにしましょう。
病気の疑いがある場合の背中の痛みの部位の違い
これらの病気の可能性は5%以下だと思っておきましょう。パーソナルトレーニングで1ヶ月250人以上の人を見ている感覚的なデータですが、脳の痛みであるケースばかりです。今のところ、病気の発覚が遅くて手遅れだった人は今まで出会ってきていません。
20年パーソナルトレーナーをしてきていますので、人を見てきた数がかなり多いので、感覚的なデータですが、それなりに信頼できるものだと思います。
背中の左上に出る痛み
・狭心症、心筋梗塞、解離性大動脈瘤、大動脈瘤
背中の右上に出る痛み
・肺炎、肺結核、気管支炎
背中の左下に出る痛み
・膵炎、膵臓がん、腎盂腎炎、腎結石
背中の右下に出る痛み
・十二指腸潰瘍、肝炎、腎盂腎炎、腎結石
腰まわりに出る痛み
・尿路結石、卵管炎、子宮外妊娠、子宮内膜症
健康や美容のための知識があなたはこのサイトで簡単に手に入れることができるので、病気にかかる可能性はかなり低いと思うので、そこまで気にしなくていいですが、上記に書いたからだの部位と痛みの種類があるなら、病気の可能性も少しは考えてみてくださいね。
考えすぎは、ストレスとなりますから、病気を疑ったなら、病院で診察してもらうまでは、あなた自身で判断しないようにしましょう。心配や不安が増えると、こころの調子を崩すと、生活習慣が乱れてしまいますので。
もし今もあなたが自分のからだに心配をしていてからだの調子が悪いなら、たった3つの生活習慣の見直しで快適睡眠を得られて生活の質がグンと高くなる秘訣。や女性が幸せになれる!心が安定する!幸せホルモンセロトニンの増やし方を徹底解明。の記事を読んで、生活習慣の見直しを行なってくださいね。
脳で悪さする痛みを起こす神経物質とは?
あなたは95%に当てはまる痛みを脳で記憶している人だと推測できます。痛みは皮膚、筋肉、内臓から神経によって脊髄(背骨の神経)を経由して脳に伝わりますが、そこでは記憶に残らないようになっています。
でも、あなたは痛みがなかなか取れないのは、脳が神経とは関係なく、覚えてしまっているからだと考えられます。
あなたが痛みを和らげるために知っておいて欲しいのは、脳のある特定の部位と神経物質が減っていることです。
これは、痛みが発生した最初は神経から伝達された痛みですが、そこからは脳が記憶している痛みを脳がからだに伝えているのです。
先に挙げました過敏性腸症候群は、最初は腸の調子が悪くて痛みがあったのですが、そこから授業中に出るお腹の痛みは、脳が腸に向かって痛みを作り、それがお腹の調子を悪くするという事なんです。
こうして見ていくと、痛みは脳が作っているのだから、痛みが和らげることができないと辛くなりますが、そんなに心配しなくていいっていう事にもなります。
やっぱり痛みが和らげないと辛くなりますから、なるべく早く痛みを和らげる方がいいに決まってますよね。
前頭葉の灰白質(かいはくしつ)の体積低下
慢性腰痛の方の脳を調べたところ、前頭葉の灰白質の一部が減少していたというデータがあります。灰白質は神経細胞が集まってる部位で、辛い、苦しい、悲しい、楽しいなどを感じ取ります。そこが減少していたというのは、痛みを感じ取すぎて、神経細胞が興奮の繰り返しによって、細胞が小さくなっていました。
痛みに脳が意識を向けすぎて、神経細胞が弱くなっているというケースです。
あなたが抱える痛みも、そこばかりいつも感じないようにして、なるべく脳の負担うぃ減らすようにしてください。
神経伝達物質ドーパミンの低下
痛みが和らげることができない事によって、ストレスとなって、モチベーションが落ちていくという反応です。その結果、神経伝達物質のやる気を作るドーパミンが減少して、痛みが和らげる事ができていません。
あなたが痛みでやる気が出なくて、うつ症状、無気力な感覚があれば、次の章で書くようなプラシーボ効果やセロトニン、オキシトシンを高める実践をしましょう。
大脳皮質の近くの島皮質(とうひしつ)の興奮
最近、研究が進んでいるのが島皮質です。ここは、とっても面白い脳細胞です。情動や感情の発生や、出来事を記憶するイメージを残す細胞です。この島皮質も痛みが和らげることが早くできないと痛みの不快感をイメージで覚えてしまいます。
痛みは脳が作っているので、痛みを和らげる実践をすぐにしていきましょう。
扁桃体の不快スイッチの先行
あなたが抱える痛みは扁桃体が先行して不快感を作っている可能性があります。世界を見る視野まで不快なイメージになっていくケースもありますので、ここは知っておいて欲しいところです。
扁桃体というのは、神経細胞の集まりで、情動という痛みが起こる秒単位の不快な感覚、もともと持っている不快な感覚につながりがあります。さっき言った痛みの経験が出来事になると、短期記憶という短い期間で記憶する海馬(かいば)という部位と直接神経が行き交っていますから、あなたの痛みは扁桃体の興奮かもしれませんね。
痛みは最初以外は、脳が作っている偽りですので、痛みが出た経験を出来事にしないようにして、痛みは繰り返すものではなく、痛みは脳が作っているものだというように理解をするようにしてくださいね。
プラシーボ効果を使って痛みを和らげよう。
ずっと痛みが慢性化して痛みが和らげる気配がなく悩んでるあなたに効く薬をここで提供しましょう。
その薬はどうせ高いんでしょ?
だったら買えないし、いらないわ。
ちゃいますよ。フリー(無料)でっせ。
『あなたの痛みは、今からなくなってきます。あなたはもう苦しい痛みを抱える必要はないんですよ。南無南無南無・・・』
やったね。これで、脳に痛みは解除されて、痛みが和らげることができます。おめでとう。
これは、あなたの痛みを和らげるために行なっていくプラシーボ効果(プラセボ効果)という言葉による偽薬です。
快に方向付ける思い込みを作る関わりで、頭痛を抱える患者さんが、『これは頭痛に効く薬ですよ』と、実は薬でない偽りの薬を渡し、飲むと、頭痛が消えたという脳の反応がプラシーボ効果といいます。
快方向にさせるポジティブな思い込みを作るって事です。
思い込みは、どちらかというと、快よりも不快な方向付けに使いやすく、自分で自分の良さが見つからず、良くない短所ばかり自己評価してしまうのも、自分で唱えかける自己プラシーボ効果です。
このプラシーボ効果を使って、慢性化された痛みを言葉の誘導によって和らげることができます。
パーソナルトレーニングのセッションでも、痛みを抱えてる女性には、痛みについてカウンセリングをして、痛みに脳の意識を向けさせます。
- どこが痛いのか
- どれぐらい痛みが続くのか
- どんな体勢、動作で痛みが強くなり、または弱くなるのか
- いつから痛みが出てくるのか
- 痛みの種類は、鈍痛、鋭い痛み、表面の痛み、ピリッとする痛みなのか
それまでは、痛みが取れないのはなんでだろうかといった病気を疑ったり、自分が何か良くないことをしてしまったのかというようなネガティブな想像ばかりしてましたが、痛みについて直接カウンセリングすると、痛みが明確になってきます。
そうなるとね、痛みっていつも痛くないっていう真実が出てきます。
これもプラシーボ効果があると言え、痛みを抱えてる女性は、こうした関わりによって、90%の痛みが消えているんです。
そこからセッションに入り、わたしのセッションのスタイルは、痛みのある部位には最後の最後まで触ることなく、最終で静かに横になってもらうときに痛みがある部位に集中的に感覚刺激を入れていきます。
痛いのは、脳で作っていますが、痛いと感じているのはからだの中にある感覚を感じる神経ですから、痛みはからだで感じています。
プラシーボ効果で痛みの脳の根源をからだから切り離せるのが、プラシーボ効果です。
脳を言葉で導くプラシーボ効果とは?
脳は真実を知るにはとても苦手なぐらい情報が集まり過ぎていて、割り切ることが難しいのでほとんどがまやかしです。
だから、そこを長所にして、痛みをとっていけばいいのです。痛みのある人は、先ほどのようなカウンセリングで、痛みがその間消えているのです。
あなたが見えている外の世界というのは、真実か幻想かの違いでさえわかってないのが、脳の情報量の多さによる弱さなのです。痛みが出ているときの脳は痛みがどんなものなのかもわからないので、痛みがなかなか取れないのも脳の中で起こる迷いです。
プラシーボ効果を応用させると、痛みを和らげることができます。
このプラシーボ効果は、現在の状態とは違って最初は占いやおまじないで使用し、成果があったので、多くの研究者は感心を持ち、研究してきました。
プラシーボ効果を科学的に変えたのが、1955年アメリカ麻酔学教授のヘンリー・ビーチャー氏の『The Powerful Placebo』で発表された論文でした。
論文では、10パターンの薬剤に対してプラシーボ(偽薬)を投与したところ三分の一の患者さんの症状が改善したというものです。
プラシーボ効果は偽薬である
偽りっていうと嘘みたいな悪いイメージになってますが、プラシーボが行なわれた頃は皮膚感覚でやっていて、脳がわかっていなかったのに、自分のこころを通して人は何となく苦しいというこころの痛みってそういう関わりで取れるもんだとわかっていたんだと思います。
誰かと話して、その人に言われた言葉で傷ついて嫌な思いをするときもあれば、褒めてもらえて嬉しくなるっていることもあるから、それを治療に発展させるのも自然になっていたんです。
ビーチャー氏の論文は客観的な内容が乏しくあまり科学的な証明にはならなかったですが、このプラシーボという語源がとくに注目すべき点です。プラシーボは、英語の『Placebo』は、『生けるものの地で主を喜ばせる』というラテン語の由来する言葉です。
もともと、旧約聖書に登場する祈りの儀式を指していて、死者の平安を祈る晩課(日没後に祈る行為)のことでした。
これらが発展して、医学界でも使われていき、プラシーボはフランス語で、英語ではプラセボというので、プラセボ効果というのが一般化されていきました。
医学では臨床現場で高度な画像の検査が増えて客観的な検知がわかりやすくなりましたが、プラシーボ効果を使う医者が減ってきています。痛みや病気を抱えてる患者の目を見て、話を聴き、優しく『大丈夫だよ』って言ってくれると安心します。そこから、痛みを抑える神経伝達物質が増えて、痛みが和らげることができます。
偽薬でも治癒する事例があるのですから、痛みがあって苦しいから和らげたいっていうあなたに十分な効果があります。
痛みは脳で作っていると知って、ふと自分のからだを内省してみたら、いつも痛くないって事に気づけるはずです。
プラシーボ効果で思い込みで痛みを和らげる
他の実験の例が、痛みを抱える被験者に『オキシトシン』がからだに触れると脳で増えることで痛みが和らげるという画像を見て、その後、オキシトシンが入っているとしたプラシーボ(鼻腔から入れる偽のスプレー)と画像によって温かそうな人の手がヴィジュアルでわかる映像を見せたところ、脳のオキシトシン濃度が増えたうえに、痛みが大幅に和らげる感覚に変わっていきました。
実際に脳で作られるオキシトシンの濃度が画像によって増えるのと、それによって痛みが和らげるというプラシーボ効果があるというデータですので、プラシーボ効果は痛みを和らげるには大きな力となっていきます。
いつも痛みを悩みにしているあなたは、自分で言い聞かせるのは難しいとは思いますが、自分で言い聞かせることでも効果があります。
痛みは脳で作られてるのだから、そんなに気にしなくても安心!と思い込むのも一つですね。
いつも痛かったら、動けなくなってますから、そこまで痛みでこれ以上悪いことが起こることはありません。
痛みは脳で神経を通じて起きているので、痛みが出たら、目をつぶって、自分のこころを落ち着かせるようにしましょう。
[要注意]プラシーボ効果で終わると人間を壊す
痛みを和らげる効果があるプラシーボですが、自分を励ますときにも他者に対して、あなたが自分に対して無意識にプラシーボ効果を使っていることが多くあります。
- 成せばなる
- 努力は報われる
- 頑張っていたらいつか花ひらく
一見、こころをポジティブにさせる前向きなフレーズですが、これらを使いすぎると、脳でプラシーボ効果が起こり、何もしなくてもいつか変わるというような偽りの現実が見えることになるので要注意です。
あなたが求める理想の未来は今もう実現しています。今の時間があなたが脳で想像する表現であって、あなたは今の時間に満足していないのに、満足している気になっています。これは、世の中が文明化した社会をもっとも良い現実とし『今が幸せ』を植え付けてますから、そうなるのです。
理想の未来をパズルのようにいますぐ作るのが、脳が変化を好まない恐怖システムが邪魔しているので、そこを解除するには、プラシーボ効果を使うべきです。
好きなことを仕事にして一人でも多くの人に喜びと幸せを与える未来にする。わたしはこれが未来図なので、今日1日が始まるときや自分の中でうまくいかなくてやろうっていうエネルギーが生まれないときに、このフレーズを想像してプラシーボ効果を発揮させます。
プラシーボ効果は、あくまでも入り口で効果が発揮されます。わたしのセッションなら、痛みがあると言っている人には痛みがに対するカウンセリングで脳のプラシーボ効果で痛みが悪化するという恐さをなくしてから、運動や感覚を入れていきます。これはセッションの入り口ですね。そこから、痛みの原因であり皮膚、筋肉の硬さ、誤った運動で組織に負担をかけているところを見つけて、運動のやり方を変える感覚で動きを覚えてもらいます。
流れとして、
- プラシーボ効果で脳の恐怖システムを減らす
- なんでもできる脳にして理論、感覚と実践で形にしていく
経験的にわかることですが、いつも前向きな言葉ばかりを言ってくれる相手は一緒にいて安心しますが、それだけでは人は信頼してくれません。
前向きな言葉はプラシーボ効果ですから、相手を会話するにはまず一歩目の取りかかりです。
これができたら、あなたが考えてることを表現したり、話をしている相手に合った話をしたりしてメリハリをつけることで、インプットとアウトプットをうまく交互に使えます。これは脳の神経の運動そのものなので、ほとんどの人に合っています。
プラシーボ効果であなたも相手もポジティブにしたうえで、本気の関わり合いに入っていくと、とっても良い関係が生まれます。
インプットとアウトプットについては、好きなことに気づき生きるスタイルにする。インプットとアウトプットの量で得られる結果が変わる。で書いてますので、読んでみてくださいね。
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脳科学でインプットとアウトプットの割合は「3:7」が行動の結果が出る
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何かをやる前にプラシーボ効果で理想の未来図を想像。
そこから、今何をやるべきかの優先順位をつける。
これが、幸せと喜びに溢れる人生の時間を作る秘訣。
セロトニンとオキシトシンで痛みを和らげるからだにセットしよう
次にやるのが、からだへのスイッチで、痛みが完全に和らげるような関わりについての話です。
プラシーボ効果は一時的なものだと思ってください。痛みが和らげることを作ってからの実践が特に大切です。
また脳が関わってくるのですが、神経伝達物質のセロトニンと愛情ホルモンであるオキシトシンを産生し、放出させることで、痛みが和らげるのを持続させ、現実化する段階に入ります。
プラシーボは偽薬ですから、思い込みですので、持続性がありません。また痛みが出るとプラシーボ効果を使ってもだんだん効力は減ってきます。
- セロトニン=癒し系
- オキシトシン=安心系
どちらも、痛みが和らげることができない状態では脳から放出される量が少なくなっています。よって、これらを増やすことをすれば、痛みが和らげるのが長く続き、それが脳で学習すると、あなたは快適なからだを得ることができます。
からだの痛み抑制系のセロトニンとオキシトシン
痛みっていうのは、ストレスからきます。ストレスは人間関係に限らず、自分の内面でも自分がこうしたいのにうまくできないっていうときにも起こります。これがストレスです。
文明化が進むほど、ストレスは多くなり、ネット社会では情報が簡単に得られるメリットはありますが、それによって気が休まらないというデメリットがストレスとなります。
たとえば、ファッションでも、文明化ほど他者の目が自己顕示欲になっていくので、そこそこおしゃれでないといけないってうのもストレスですよね。
たぶんほとんどの女性は抱えているんじゃないですかね。自分をどう見せて、どう見られるのかという悩み。文明化によって、他者にどれだけ自分の考え方を伝えるのかは、生き方そのものになっているので避けられないのも文明化が進んでいる国家だからです。
そんな現実を見て、ストレスが交感神経を高めさせて、脳が痛みを発生しやすいようになっているのがあるので、セロトニンとオキシトシンはこれから先ますます大切になってきます。
からだの痛みは、ほとんどがストレスからきていて、脳では交感神経というバソプレッシンの神経伝達物質が増えることで痛みは増強します。
セロトニンとオキシトシンは、ストレスを緩和させ、交感神経から副交感神経にスイッチして、痛みを和らげる効果があります。
からだへの関わりで痛みに強くなる
セロトニンとオキシトシンは、からだに触れることによって脳で産出されます。からだに関わってもらっているという自分に集中できることがセロトニンとオキシトシンが産生する細胞を刺激するのです。
自分一人でできることは効果が少なく、セロトニンやオキシトシンは哺乳類に生態が発達する流れでできた脳の運動で、あなただけで実現するのではなく、他者が必要です。
からだってほんとうにうまくできてます。自己意識でもセロトニンやオキシトシンは増やせるのですが、それよりはるかに効果が出るのが、あなた以外の他者に関わってもらうことです。
信頼できる人にあなたのからだに関心をもってもらうようにしましょう。
- からだのどこかに手の平を優しく触れる(脳に伝わるのは両手で触れる)
- 手に意識して触れた部分を温めるように触れる
- あなたの横にぴったりと寄り添うようにひっつく
- 仰向けで頭の頂点を両手で包み込むように触れる
このようにしてもらえると、脳にからだからあなたのからだが安定しているサインが伝わります。脳の真ん中のセロトニンやオキシトシンが産出する視床下部(ししょうかぶ)という自律神経の源が副交感神経にスイッチします。
こういうことでも、痛みを和らげることができます。
からだから脳で痛みを和らげ、完治させる
あなたが抱えている痛みは最初だけがほんとうの痛みです。今感じている不快な感覚の痛みは、脳が作った錯覚です。前述しましたようにプラシーボ効果でも痛みは取れるのだから、痛みってそんなものなんですね。
でも、痛みを抱えると生きていても快適でなく、人生の質は下がります。あなたから見える世界は暗く見えますし、未来に希望を持てないで生きることになります。そんな不快な感覚が錯覚だなんて、残念なことですよね。
ただ、痛みを見方を変えていくと、脳はどうして痛みの錯覚を作るんでしょうかね。そう考えると、脳を中心に生きる人間はまだ不完全なのか、それともこれから先に発達するのか、人間の次に誕生する生物では痛みがなくなるのか、そんな興味深い思慮を抱いてしまいます。
その答えが出るまで待てないですよね。現にわたしたち人間は痛みを抱えるような脳の仕組みで生きるのだから・・・。
とにかくあなたが抱える痛みは錯覚ですから、すぐに消すようにしましょう。新しい痛みなら、そこを向き合えばいいですが、過去の痛みですから、すぐに流さないといけないんです。
セロトニンとオキシトシンで痛みのないからだに
ずっと痛みを抱えて生きてくると、痛みのない自分を知りません。いつもどんな時も痛みにグッと耐える自分や大変なからだを持つ自分があなた自身となっています。
でも、そうでないんですよ。いつもほんとうにからだに傷があってそれが痛いなら仕方ないですが、痛みの根源は最初だけなのでね。もう抱えなくていいのです。それも精神的に解放するのではなく、からだに痛みを和らげる体内の運動をさせることで痛みのないからだができます。
セロトニンとオキシトシンがいつも出るような習慣を身につけましょう。まずは、からだが苦痛である痛みを和らげることを、あなたが信頼できる他者に寄り添ってもらった後に、生き方を見直してみましょう。
セロトニンやオキシトシンを高める生き方を提案しておきます。
- 他者と競争しない
- 他者を悪く思わない
- 他者に親切にする
- 睡眠時間と質を確保する
- 自分だけの時間を大切にする
- 理想的な未来をいつももつ
これらの提案に共通点があります。それは、自分と他者の関係性です。自分の時間をもって、自分を大切にし、自分を磨き、それによって他者と競い合わず、比べず、優しくする。親切にする。そうする習慣を行動からやってみて、脳の固定されたプログラムを変えていくのです。
そうすると、セロトニンやオキシトシンが産生し、全身に放出される温かい感覚が気づきになり、からだで覚えることができます。すると、その感覚は、快の感覚なので、またやりたくなっていきます。そうなると、行動と脳のプログラムが同時性が生まれ、生き方になっていきますよ。
ぜひ、お試しくださいね。
まとめ;痛みを和らげるにはプラシーボ効果から痛み抑制系に
痛みを和らげるための脳についての話をしてきました。
- 痛みが病気の可能性があるのかないのかを確認=病気の可能性があるなら医療機関へ
- 痛みを和らげるためにプラシーボ効果を使う
- 痛みを和らげ、完治させるために他者に寄り添ってもらう
- 体内にセロトニンとオキシトシンを産生させ温かいからだを作る
- 自分の時間をもち自分を磨き、他者に優しく、親切にする
これらをあなたの生活に取り入れてみましょう。
この記事のライターのtakが行なうコアパーソナルトレーニング。
実践的哲学に入る前に、脳を初期化するために、まずからだを調整し、大地と共有させておくことです。それを主にしたパーソナルトレーニングが次の記事で書いてありますので、ぜひご覧くださいね。
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