バセドウ病 女性の免疫

【代謝異常】バセドウ病かわかるために内科で行なう診断と検査とは?

バセドウ病の診断と検査

バセドウ病の診断と検査

甲状腺異常のバセドウ病の疑いがあると内科受診でわかりました。次回の受診でバセドウ病かの診断と検査があるみたいです。少し不安なのですが、バセドウ病の診断と検査はどのようにして行なうにでしょうか?教えてもらいたいです。

このような悩みをこの記事では分かりやすく書いていきます。

わたしは、内分泌腺を中心とした女性のホルモンバランスを独学で知識を得て自分の職業であるパーソナルトレーニングで実践するトレーナーのtakです。

女性のお客さま限定で21年パーソナルトレーニングを経験しましたので、さまざまな症状を抱える女性と向き合ってきました。

甲状腺異常のバセドウ病の疑いがあると診断されたのですね。

バセドウ病の診断と検査は、次のような項目です。

  • バセドウ病の症状があるかの問診
  • 甲状腺の触診
  • 甲状腺ホルモン濃度の血液検査
  • 下垂体からの甲状腺刺激ホルモンの検査
  • TSH受容体抗体の検査
  • 甲状腺の血流量を超音波(エコー)検査
  • 甲状腺機能を検査するヨウ素量

バセドウ病かどうかは1日の内科の診断で分かります。

忙しいあなたとしてはすぐに1日で分かるのはとても助かりますよね。

バセドウ病と診断されても、甲状腺の研究は進んでいますので、治療計画もスムーズに行なわれます。

なので、バセドウ病と診断されても安心してくださいね。

バセドウ病のかかった理由までは病院では教えてくれないですし、そんな答えを西洋医学では持っていません。

治療が進んでいくと同時にわたしのような内分泌腺を詳しい知識を持つパーソナルトレーナーに頼むとさらに改善が進みます。

では、バセドウ病の診断と検査がどんなものなのか見ていきましょう。

この記事を読んでわかること

  • バセドウ病の診断と検査がわかる
  • バセドウ病は自己抗体のよる自己免疫からきてるのがわかる
  • バセドウ病は甲状腺ホルモンのバランスが悪くなってかかるのがわかる

年々、女性に増えている病気で甲状腺からくるものが多く、代謝異常を起こすと、全身の細胞の分裂や活性化に影響が出ます。

バセドウ病の疑いがあるとされているので、早いうちにバセドウ病の診断と検査を終えましょう。

そして、あなたの代謝システムを1から作っていくつもりで、パーソナルトレーニングも並行して実践していくのがオススメですよ。

この記事を読んでもらいたい人

  • 体重の変動がとても大きい人
  • 体重がなかなか増えず、体力が低下したと認識できる人
  • 汗をかく量が多いなと認識している人

バセドウ病を診断し検査するには問診や触診を元にさまざまな検査結果を総合する

問診でバセドウ病かを絞り、甲状腺を触診で検査する

バセドウ病かどうかは問診によってある程度ギリギリまで絞り込めます。

問診で確認されるバセドウ病の症状は次のとおりです。

  • 首のはれ
  • 眼球突出
  • 胸がドキドキする(動悸)
  • 脈が速い(頻脈)
  • 不眠
  • 疲れやすい
  • 汗をよくかく
  • 微熱がある
  • 口がかわく
  • 毛がぬける
  • むくみがある
  • かゆみがある
  • 皮膚に色素が沈着
  • イライラする
  • 手足がふるえる
  • 筋力の低下
  • 食欲の増加、あるいは低下
  • 下痢
  • 月経の不順
  • 血圧の上昇
  • 血糖値の上昇
  • 骨量の低下
  • コレステロール値の低下

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バセドウ病の検査は甲状腺ホルモンの濃度を血液検査で調べる

バセドウ病は、甲状腺ホルモンを必要以上に作ってしまう病気です。

バセドウ病の検査は、甲状腺ホルモンの濃度を血液検査で調べます。
血液内の甲状腺ホルモンの濃度が分かれば、バセドウ病かがわかるのです。

バセドウ病で調べる血液検査の項目は、

  • T4:サイロキシン
  • T3:トリヨードサイロキシン

の2種類です。

これらの2種類のホルモンがバセドウ病では増えるのです。

甲状腺ホルモンそのものの濃度を調べることもできますが、甲状腺機能を調べたいので結合たんぱくと離れて働く遊離型(フリー)のT4とT3の数値が重要なのです。

フリーT4とT3の数値の正常値は次のとおりです。

  • フリーT4:0.80〜1.60ng/dl(ナノグラム/デシリットル)
  • フリーT3:2.20〜4.30pg/ml(ピコグラム/ミリリットル)

以前まで、バセドウ病の血液検査ではT4のみを測定していました。
T3はかなり微量なので技術的に測定できなかったのですが、今ではそれが進化し、T3も測定できるようになりました。

T3は甲状腺ホルモンの中でも中心となる役割をする重要なホルモンです。

T4とT3とも正常値より高いと甲状腺機能が亢進(こうしん)と考えることができます。
ただ、甲状腺機能亢進だけでバセドウ病とはいえません。

次の段階があるのですが、それが甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が多いかどうかを調べ、バセドウ病なのかを診断していきます。

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バセドウ病の検査の根本は下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモンを調べる

バセドウ病は甲状腺機能亢進が甲状腺刺激ホルモン(TSH)によって決まります。

甲状腺ホルモンは一定の量が保たれるように甲状腺刺激ホルモン(TSH)でコントロールしています。

バセドウ病にかかると、血液内のフリーT4やフリーT3が増えると甲状腺刺激ホルモン(TSH)の量は減ります。
このメカニズムは、血液内に甲状腺ホルモンの量が多いと判断し、脳の下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)は減らしていいと反応します。

バセドウ病にかかる原因の一つTSH受容体抗体を血液検査で調べる

甲状腺の細胞には、血液内に入り運ばれてきたTSHを受け止めて結合するTSH受容体があります。

ホルモンが標的の細胞に運ばれて化学反応するには、受け止める細胞に同じ型をもった受容体(特定のホルモンと結びつく受け皿をもっています。

脳の下垂体からTSHが分泌され、甲状腺に運ばれてもTSH受容体がなければ、甲状腺ホルモンが分泌されません。
バセドウ病では、TSH受容体を妨げ、新しく自己抗体によって作られたTSH受容体抗体(TRAb)ができているかを調べます。

バセドウ病は、甲状腺にもともと存在するTSH受容体を抑え、体内の何らかのストレスによって自己免疫異常が起きて、TSHの代わりをする受容体ができてしまうので、甲状腺ホルモンを分泌し続ける状態となっているのです。

甲状腺ホルモンは甲状腺のTSH受容体にTSHが下垂体から伝達されると分泌されますが、バセドウ病はTSH受容体が自己抗体となり、勝手に甲状腺ホルモンを分泌し続けます。血液内に甲状腺ホルモンが大量に運ばれ続けます。細胞が代謝し続けて、消耗します。

バセドウ病の検査では、血液中にTRAbに存在を確認し、陽性であれば、バセドウ病と診断できます。

バセドウ病の検査では甲状腺の血流を調べる超音波(エコー)を使う

甲状腺が機能するのかを調べることもバセドウ病を診断するうえで最重要です。

細胞が破壊し機能しなくなると細胞に運動が起こらないので血液が流れません。
バセドウ病の検査では、甲状腺の血流を調べるために、超音波(エコー)を使います。

画像検査の機器の進化はめざましく、非常に高い解像度で甲状腺全体や甲状腺内の血管の分布、血液の流れ、微小な腫瘍まで映し出すことができます。
参考文献:伊藤公一監修|バセドウ病・橋本病 その他の甲状腺の病気

バセドウ病の検査で、甲状腺の超音波では甲状腺の大きさを計測し、そこから何グラムかを計算します。

バセドウ病の甲状腺は細胞がたくさん運動しすぎて甲状腺ホルモンが分泌され過ぎる場合もありますので、そのときは、はれていて、血流が多く流れています。
これも、超音波検査をすればわかってきます。

甲状腺機能を調べる放射性ヨウ素検査

バセドウ病かどうかは、これまで書いてきましたように、

  • 甲状腺ホルモン(フリーT4、フリーT3)
  • 甲状腺刺激ホルモン(TSH)
  • TSH受容体抗体(TRAb)

を検査すれば、10人中9人は確実な診断ができます。

バセドウ病検査の数値

*甲状腺ホルモンの機能検査・基準値
フリーT4:0.80〜1.60ng/dl
フリーT3:2.20〜4.30ps/ml

*甲状腺刺激ホルモンの機能検査・基準値
TSH:0.20〜4.50μU/ml

*甲状腺の自己抗体の検査・基準値
TRAb(TSH受容体抗体):2未満

それでもバセドウ病と診断できないときは、甲状腺ホルモンの材料の放射性ヨウ素検査を行います。

どうしてこれらの検査をしても出ないのかは、甲状腺機能亢進は同じですが、バセドウ病ではなく無痛性甲状腺炎といわれる違う病気の疑いがあるためです。

この放射性ヨウ素の検査は、体内にヨウ素を入れ、甲状腺はヨウ素が細胞の材料となり、吸収された量を調べることで分かります。

ヨウ素を体内に一定の量を入れる→甲状腺機能亢進ならヨウ素は吸収され血液内からなくなる

正常な甲状腺だと、ヨウ素を血液内に入れてもすぐに吸収しません。
甲状腺機能亢進だから、ヨウ素をどんどん摂取し、血液内からすぐのなくなります。

バセドウ病の場合は、甲状腺ホルモンをたくさんつくるため、ヨウ素も大量に取り込まれます。一方、無痛性甲状腺炎では、下垂体からTSHの分泌が抑えられていて甲状腺ホルモンがあまりつくらないため、ヨウ素もほとんど取り込まれません。
参考文献:伊藤公一監修|バセドウ病・橋本病 その他の甲状腺の病気

まとめ:バセドウ病は自己抗体から自己免疫不全となる病気

バセドウ病は自己抗体が体内で作られる自己免疫不全の病気で、薬で甲状腺の機能を回復させても完治することが難しいです。

自己抗体が作られた背景を見つける過程がないと完治はしません。

自己抗体は自分の体内の免疫が過剰に働きが良くなりすぎて、自分の体内の細胞が分裂し、病原体となっているのです。

あなたの体内は外部から入ってきたウイルスや細菌が病原体となっているのではなく、自分の体内の細胞同士でいつわりの病気を作っています。

つまり、からだがこれから生きていくのはこのままではしんどいから自分のからだに意識を向けて、快適な状態にして欲しいとされたメッセージ。

そのために甲状腺が頑張りすぎて、この記事に書いた症状を生んでいるのです。

  • 首のはれ
  • 眼球突出
  • 胸がドキドキする(動悸)
  • 脈が速い(頻脈)
  • 不眠
  • 疲れやすい
  • 汗をよくかく
  • 微熱がある
  • 口がかわく
  • 毛がぬける
  • むくみがある
  • かゆみがある
  • 皮膚に色素が沈着
  • イライラする
  • 手足がふるえる
  • 筋力の低下
  • 食欲の増加、あるいは低下
  • 下痢
  • 月経の不順
  • 血圧の上昇
  • 血糖値の上昇
  • 骨量の低下
  • コレステロール値の低下

バセドウ病の診断と検査を受け、医学的な治療をする前にパーソナルトレーニングを受け、体内リズムを整え、免疫や循環のバランスをあらかじめニュートラルにしておけば、より信頼できるバセドウ病の診断と検査となれます。

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この記事のライター

感覚で身体を変化させるスキルを持つパーソナルトレーナーtak

パーソナルトレーナー歴;21年
運動しないで美しくなれる方法を研究
わたしのパーソナルを受けた女性は年齢不詳になると人気が出る
運動しなくても美しさが保てるように、皮膚接触で脳を修正し、免疫、循環から変化させるパーソナルトレーニングを実践。
趣味;読書(哲学書)街をウォーキング、温泉に入る
あなたに出会える日を楽しみにしています。
メンタルトレーナー兼パーソナルトレーナーtak

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わたしのこのサイトでは40代女性のからだを健康的に美しくするためにさまざまな記事を書いています。

パーソナルトレーナー歴21年のキャリアを生かして腸内バランスに専門的な勉強をし生活習慣の見直しのプログラムを提供しています。

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たかひと |コンサルタントコーチ

大学生の20歳にパーソナルトレーナーで個人事業主に。そこからビジネスをスタート。大学卒業後も就職はせずそのままビジネスの世界に。トレーナーとしてマンツーマンで人のカラダを向き合うにつれ、ココロへの関わりの重要性に気づき、大学院で臨床心理士を取得。その後重度精神疾患病棟担当。そこで関わった患者さんに気づいた脳特有の動き。ココロが止まり、脳内の神経作用だけが暴走してしまう反応を見て、脳とココロを分ける体感が得られるようになった。 カウンセラー活動しながらリアルでビジネスを実施。2017年までに13事業を運営し総売上は15億円。しかし固定費をかけすぎて収益化が難しくなり38歳で全ビジネスをクローズに。そこから2年間無職時代を経て、2019年にコンサルティング事業をスタート。意識のつなぎ方を変える時間共有を生み出して乗り越えにくかったビジネスの壁をカンタンに越えられるようになった。 カウンセリングは25,000人以上。
コンサルティングは4,000人以上。

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